株式会社シンタックスジャパンは、同社が取り扱うRME Fireface UFXの機能、DURec(ダイレクトUSBレコーディング)で録音したWAVファイルを効率よく処理するためのソフト「WAV File Batch Processor」を公開した。ダウンロードは下記URLより行える。
http://www.synthax.jp/wav-processor.html

DURecで録音されたデータは、マルチチャンネルインターリーブファイルとして記録されるが、一般的なWAVファイルとの互換性を保つために、ファイルサイズは2GBが上限となる。このため、DURecは録音中にデータサイズが2GBを超えた時点で自動的にファイルを分割して保存する。

これら複数のファイルをDAWのプロジェクトに読み込んだ場合、複数のファイルをつなげるには手動での微調整が必要になるが、WAV Processorを使えば連続した複数のファイルをつなぎ目のない1つのファイルに統合することが可能となる。

ファイルは、4GB以上のサイズに対応したRF64形式として記録され、Mac版では必要に応じてCAF(Core Audio Format)ファイルとしての書き出しも可能。