2011年を総括する!
12月21日に開催されたPRONEWS Loungeより
先日Inter BEEかとおもっていたら大晦日である。昨年隆盛を誇った物が記憶の隅に追いやられる、そんな事を感じずにはいられない。デファクトスタンダードである物がいつまでもその座を定番でない事を感じる。それは映像の世界でも同じだ。昨年は、大きな潮流としてステレオスコピック3D(S3D)映像が一色で大賞も3Dカメラが受賞した。しかし今年はその微塵もない。それに代わり今年は4Kをはじめとするデジタルシネマや大判センサーによるカメラに大きく注目が集まった年ではなかっただろうか?
ビデオやデジタルシネマにとっては大きな隔たりがあり、その方法やアプローチも全く違う物であるが、映像を制作する事が身近になることは我々に取ってうれしい事だ。特に業務用の世界までその幅を広がった事は今後の映像業界がどうなるか楽しみである。元々この賞の目的は、映像業界に貢献した、そしてするであろう製品やサービスにフォーカスする意図で設立された。大賞そのものは先日発表された。
まだ実際にCINEMAによるコンテンツが数多く世に出てくるには、少し時間がかかるかもしれないが、このコンセプトをベースに新しいカメラが市場に投入され、多くの作品が生まれる事を期待してやまない。新たな映像制作へのポテンシャルを高めてくれたことには違いない。このコンセプトに、第3回目となる今年のPRONEWS AWARD 大賞を贈りたい。
来年はどのような製品が登場し注目されるのだろうか?楽しみである。来年を予想しつつ2011年のPRONEWSを締めたいと思う。
PRONEWS 編集部
PRONEWS AWARD 2011 大賞発表
総合 大賞 |
CINEMA EOS SYSTEM
Canon |
“11月3日、キヤノンがハリウッドにて歴史的発表を行う!”と鳴り物入りでアナウンスされ発表された”CINEMA EOS SYSTEM”。ハリウッドでという大きなヒントともに明らかにされたコンセプトは、次世代を作るキヤノンの姿勢だった。新世代のデジタルシネマカメラシステムである。その第一弾としては、EOS C300/C300PLは、EOS 5D MarkIIなどのDSLR動画撮影機能”EOS MOVIE”を進化させ、スーパー35mm相当サイズの大型単板CMOSセンサーを搭載し、プロフェッショナルビデオの機能も取り込んだカメラがこの1月にお目見えする。そしてレンズ技術の完全融合による、全く新しいデジタルシネマカメラ・ラインナップの登場となる。そんな映像制作の根底を支えるコンセプトCINEMA EOS SYSTEMに我々は賞賛を送りたい。
大賞受賞で盾を受け取るキヤノンマーケティングジャパン田中さん
ローランドVR-3プレゼントキャンペーン 当選者
Roland AV MIXER VR-3
【ご当選】
Facebook登録名:北田能士 さん
PRONEWS オリジナルグッズ
Tシャツ(Lサイズ)とステッカー(円形、長方形)
【ご当選】
Facebook登録名:石橋学 さん
Facebook登録名:上手 一行 さん
Facebook登録名:霜越 まこと さん
Facebook登録名:宮崎 浩史 さん
Facebook登録名:小林 伸嘉 さん