今年、映像業界に何がおこったのか?
InterBEEが終了すればすぐに年末が訪れる。お正月を迎える前にPRONEWS AWARDで2012年を振り返るのはいかがだろうか?。今年も昨年に引き続き、今年映像制作界で注目され影響を与えた優秀製品、新たな可能性を感じさせてくれるテクノロジーやソリューションサービス、そして次の未来を示唆するトピックスについて、PRONEWS独自の視点から選んでいこうと思う。
2012年も昨年と同様にPRONEWS AWARDでは、プロ映像業界における制作機器 / ソフトウェア / ソリューション / サービスを対象にして、各部門のノミネート製品を選出する。そして今回は、票が割れた。PRONEWS執筆陣にその回答を乞うことにしたが、各部門賞のノミネート票が予想だにしない物がエントリーするなど、実に多岐にわたる回答が集まった。それだけ、ユーザー、分野を問わない多様性のあるサービス、製品が登場しているという事なのだろう。現に今年の傾向として、これまでのジャンルには収まりきらない製品も多数出て来ている。アマチュアのマーケットにあるが十分プロフェッショナルが使用できるというノーバンダリーだったり、カテゴライズ不可能!という製品群も多くなってきた。
また映像業界をリードするカメラ部門は文句なしに豊作だと言っても良いだろう。大判センサーでフルHDを実現したカメラの可能性は無限大だ。話題に事欠かない1年であった事はいうまでもない。4Kへ向けて様々な環境作りが始まっているが、まだ映像の新章は、始まったばかりである。
今年も、5部門を設定。「カメラ部門」に、ノンリニア編集システムやカラーグレーディングといったソフトウエア系をまとめた「ファイルベース・ソリューション部門」。広義になってしまうが、映像関連の周辺機器として「周辺機器部門」、収録スタイルが多様化した事と、音に関しても避けて通れなくなったことから「オーディオ部門」、そして映像制作新領域を再考する 「プロスーマ・ネクストソリューション部門」を設けた。この計5部門ごとにゴールド賞とシルバー賞を今週から順次発表!そして全部門からPRONEWS AWARD大賞を選出して12月20日(予定)に表彰する。みなさんも2012年を振り返り、各部門を予想していただきたい。大賞は12月20日17時頃からUSTREAMで生放送予定の番組「PRONEWS Lounge」内で発表!