映像祭典の季節到来!
1年は長い様であっという間だなと感じるのはまさに11月を迎えるこの時期。“もうそんな季節か?”とみなさんも思いが過るのではないだろうか?そう、今年も映像関係者には見逃せない「Inter BEE 2014」(#interbee)開催の季節である。そんなInter BEEは、今回で50回目を迎える記念すべき年を迎えた。
今年は11月19日より3日間、例年通り幕張メッセで開催される。映像に関わる人間にとっては、1年に一度のお祭りだ。もちろんPRONEWSは今年もInter BEEを盛り上げるべく、会期中の3日間は、余すところなくレポートしていくので期待してもらいたい(詳しくは特設サイトを!)。
Inter BEE 2014は、50回目を記念して、会期2日目に、スペシャルイベント“Inter BEE EXPERIENCE”が開催される。第1部は、各社ラインアレイスピーカーが大音量で試聴体験できる。第2部は、ライゾマティクス・プロデュース「映像・音響・照明・パフォーマンス」を融合した日本発・世界発信のライブエンターテインメントとパーティーが開催される。
Inter BEE主催者側も臨機応変に時代の波をキャッチアップするように、映像業界のトレンドも大きく変わろうとしている。引き続き今年のテーマも4K / 8KをキーワードにHigh Resolutionと言える。PRONEWSでも高解像度な映像制作を可能にするテクノロジーや製品の話を中心に扱ってきた。8月末の総務省発表による4K / 8Kの高解像度放送開始までの前倒しスケジュールのタイムラインを考えると、それに関わる技術動向は大いに気になるところだ。
この現実を目の当たりにするのがInter BEE 2014の会場であると言える。情報解禁日までアップデートを続けるつもりだが、現場を巡れば、これらの流れ受けを産み落とされたカメラやプロダクト動向が多く並ぶだろう。
最小限の力で最大の効果をもたらす“Inter BEE 2014の歩き方”をご用意!
新しい試みが為されるInter BEE 2014。会場の方も変化がある。今年は、1ホール増床され、Hall1から6までが使用される。
目的に合わせたブースをピックアップし、最小限の力で最大の効果が得られる最強の「Inter BEE 2014の歩き方」をお送りする。歩き方は、5コース用意。各コースにつき見逃せない約10ブースをピックアップ。限られた時間しか会場を見て回れないという人が2~3時間で回り切ることができるブース数を想定したラインナップだ。
今回の基本5コースを参考にしてもらえれば、もう今年のInter BEEを掌握したも同然。これでInter BEE 2014を全方位で捉えられる。ブースや情報が正式確定後、スマートフォンやタブレットでも使用可能なPDF版オリジナルマップも開催直前に公開するので楽しみにしてほしい。もちろん会期中は幕張メッセ内にて配布予定だ。
- Aコース:実用4Kプロダクション2014 〜新映像時代探訪 Aコースは、4K制作をいますぐ実践・制作するための機材・技術・ソリューションをメインに、最新技術トレンドを視察する。いよいよ本格的な4K / 8K時代へと突入した日本の映像業界に必要な物は何かを探る。
- Bコース:はじめてのInterBEE 〜初心者向け解説 Bコースは、映像業界に詳しくない人でもInter BEEを楽しむことができるというコースだ。映像業界でお馴染みのメーカーや、映像業界を支えているメーカーなど映像制作環境を体験できるブースを中心に紹介。映像業界を俯瞰して見られるコースだ。
- Cコース:プロスーマ・ネクストソリューション 〜PR / Webビデオプロダクション最前線 Cコースは、プロスーマ(業務系ビデオ制作)の世界をサポートする製品群を中心に巡る。ユニークな映像制作機材は機能、コスト面含め、多様性を極めている。これからの映像業界に新たな市場を作り出すヒントを探る。
- Dコース:映像の入り口「カメラ」を探る 〜4K / 8K時代のカメラ最新事情 Dコースは、4K / 8Kへと進化し多様化するカメラのトレンドを押さえるコースだ。カメラやレンズ、周辺機器の充実により、ビデオの撮影スタイルも変わりつつある事がカメラを通して体感できる。
- Eコース:音を巡る旅 〜押さえておくべき音の世界 Eコースは、多岐にわたる「音」に関するコース。音の入口であるマイクロホンと出口のスピーカーに注目し、この分野の製品を俯瞰していく。一般社団法人700MHz利用推進協会もブース出展[#1610]しており、最新情報や相談窓口などを開設しているのでユーザーは立ち寄りたいところ。