平和精機工業ブース 360°全天球動画
RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要(アプリ起動はこちら)
平和精機工業ブースレポート
平和精機工業は昨年に引き続き、LIBEC ALLEXシステムを中心に三脚や、ジブやトラッキングレールなどを出展した。LIBEC ALLEXシステムはすでに3種類の長さのスライダーや同システムに適したヘッドや各種アクササリーがラインナップされ、デジタル一眼レフによる動画撮影や小型ビデオカメラによる撮影において、様々な撮影シーンに対応できるようになっている。
搭載するカメラも1台だけに限らず複数を搭載してスチルとムービーの同時撮影を行ったり、水平方向の移動撮影だけでなく、斜め方向や垂直方向など対象に応じたバラエティに富んだ撮影に対応できるようになっている。
ブースでもスライダーや各種アクササリーの紹介だけでなく、多様な撮影シーンに対応できるようなコンセプト的な展示を披露していた。こうしたスライダーは同社だけでなく幾つかのメーカーからも出展されているが、三脚を始めとして各種アクササリーとともに様々な撮影で利用できるようなアピールをしているところは殆ど無く、貴重な存在。
SWIFT JIB50とFreefly Systems社のジンバルMōVIおよびMōVI用リモートコントローラーMIMICによるクレーン撮影システムを出展されており、クレーンワークにおけるカメラのパン/ティルトなどをタイムラグなく正確に行うことが可能。今年は大きな新製品が見当たらなかった同社ブースだが、来年は何か大きな発表を控えているという情報もあり、期待したい。
LIBEC ALLEXシステムによりスライダーによる撮影もポピュラーになったといえよう。この写真のように三脚ヘッドの上にLIBEC ALLEXスライダーを搭載することで、角度を付けたり垂直にしての撮影も可能
3種類の長さがラインナップされたLIBEC ALLEXスライダー。スライダーによる移動距離のほか、カメラを複数台搭載するなど用途に応じて対応できる
LIBEC ALLEXシステムに対応したヘッドのラインナップ
SWIFT JIB50にはFreefly Systems社のジンバルシステムが搭載されており、クレーン操作とカメラ操作を独立して行えるシステムとして出展
SWIFT JIB50に搭載されていたFreefly Systems社のジンバルMōVI
Freefly Systems社のジンバルMōVIおよびMōVI用リモートコントローラーMIMIC