Harmonicブース 360°全天球動画

RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)

Harmonicブースレポート

Harmonicは、Thomson Video Networks社とともに、ビデオ配信の最新技術やソフトウェアベースのメディア処理、超高精細ハイダイナミックレンジ(UHD HDR)、クラウド、仮想現実、高密度ストレージを発表した。

その他にも、アドバンスト・メディア・サーバー・システムSpectrum Xや、ViBE 4K UHDエンコーダー、ViBE VS7000メディアシステムなどによるUHD&HDRソリューション、Electra9200ユニバーサルエンコーダー、Electra X2アドバンスドメディアプロセッサー、ViBE EM4000 HD/SDエンコーダーなどによるブロードキャストエンコーディングソリューション、Electra X3メディアプロセッサー、ProMedia Xpressトランスコーダー、ProMedia X OriginマルチスクリーンメディアサーバーなどによるVRエンコーディングソリューションなどを出展した。

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UHD&HDRソリューションコーナーによるHDR、SDRおよびSDRアップコンバージョンの画像比較展示

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Harmonic PURE Compression EngineによりMPEG-2やMPEG-4 AVC、HEVCなど様々なコーデック、SDやHD、UHDなどのビデオフォーマットに対応し、高品質画像を低ビットレートかつ低遅延で様々なプラットホームに対応可能

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PURE Compression Engineソフトウェアによる高品質のUHDネット配信ソリューション

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ViBE VS7000メディアシステムによるインポート、エクスポートなどの設定画面。ビデオフォーマットやエンコーダーなどの設定

また、UHDソリューションに対応した新しいコンテンツ制作や配信技術として、HDR10(UltraHD Blu-rayで採用)とハイブリッドログガンマ、ハイダイナミックレンジ、4Kをサポートするアプリケーションおよび低遅延かつ4:2:2での符号化を可能とする4K UHDエンコーダーViBE CP6000、PURE Compression Engineソフトウェアによる高品質のUHDのネット配信技術のほか、Electra X3メディアプロセッサー装備のUHDエンコーディングを使用したスポーツイベントのVR360仮想現実体験ソリューション、従来のMediaGrid 3000に比べ帯域性能が2倍向上し、筐体あたりの容量も50%増加したHarmonic MediaGrid4000のストレージソリューションライブコンテンツの処理、及びマルチデバイスへの配信プロセスを簡素化することで、メディア各社や有料テレビ事業運営各社が、公共・私有の回線を利用したOTTサービスを高品質なビデオで提供できるVOSメディア処理プラットフォームなどを出展した。

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4KUHDエンコーダー/デコーダーViBE CP6000を利用したIP配信画像。左が送出画像で、右が受信側の映像