パナソニックブース 360°全天球動画
RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)
高感度画質を実現したデジタル一眼カメラ「GH5S」
ライブパフォーマンスの撮影で「空間認識AF」や「人体認識機能」の効果を体験
パナソニックのハイエンド一眼機には、徹底的瞬間を逃さないで撮影をするために「空間認識AF」や、「人体認識機能」、「Dual I.S.2」を搭載している。「LUMIXタッチ&トライコーナー」では、動く被写体の撮影を通じてそれらの機能を体感できるようになっていた。
パナソニックブースの注目は発売を開始したばかりの「GH5S」だ
パナソニックブースの注目機種は、今年のCES 2018で発表された「GH5S」だ。GH5Sの特長は10.2M Live MOSセンサーの搭載で、有効画素数をGH5の20.3Mから減少させている。画素数が増えていく時代にあえてあえて10Mというセンサーを採用することにより、受光部の高感度性能を高めることを実現しているという。
GH5Sは、新開発の10.2M Live MOSセンサーを搭載
GH5SはGH5の兄弟機種であり、GH5も引き続き併売される。GH5は手ぶれ補正や20Mのセンサーを搭載した高解像を重視したモデルで、GH5Sはより高感度を重視した三脚やジンバルを用いた本格的な映像制作に向いたモデルとして使い分けられるだろうとのことだ。
感度の設定画面を表示したところ。最大ISO51200まで設定が可能。拡張ISO感度にすれば最高204800まで設定できる
高感度撮影の技術解説コーナー。真っ暗に近い空間を「GH5S」で撮影し、その様子をモニタに映し出していた
LUMIXの系譜の紹介。スチルは「G9 PRO」、動画は「GH5」と「GH5S」と分けられている
決定的瞬間を逃さないための独自技術を解説した「LUMIX技術コーナー」
空間認識技術による高速測距のデモ。高速移動する被写体にも高精度にピントを合わせ続けられるという技術で、前後に動くおもちゃにピントを合わせ続けていた。
LUMIXには、高速・高精度AFを実現する「空間認識技術(DFD)」、従来の顔・瞳認識AFに加え、被写体の顔が正面を向いていない場合でもピントを合わせる「人体認識機能」、強力に手ブレを補正する「Dual I.S.2」などが搭載されている。これらの技術を解説するコーナーが設けられていた。
「人体認識機能」のデモ。動く人形を認識して、AFを合わせ続けていた
映像制作のワークフローを紹介した「4K動画活用コーナー」
「4K動画活用コーナー」ではEIZOのHDRリファレンスモニター「CG3145」とEDIUSのソリューションのデモが行われていた
GH5は、4Kの撮影ができてHDRに対応している。「4K動画活用コーナー」では、EIZOのHDRリファレンスモニター「CG3145」とグラスバレーがリリースしているEDIUSを組み合わせたHDRワークフローの紹介が行われていた。特にEDIUSの「モニターコントロール」と呼ばれる機能のデモが興味深かった。
「モニターコントロール」を搭載されることにより、EDIUSの編集をHLGからPQに変えるとCG3145側も自動的にPQへ切り替へができるようになる。グラスバレーとEIZOの協業により実現している機能で、USBでパソコンと「CG3145」を接続することで連動をしている。この機能はEDIUSの「Workgroup」に将来導入される現在開発中の機能とのことだ。
なおAU-EVA1は、プロ動画コーナーエリアの方に展示されていた。