DigitalForecastは新製品として、UHD対応のオプティカルファイバーや、12G-SDIインターフェースを装備した各種Bridge UHDシリーズのコンバーターを出展した。3G-SDI 4系統をオプティカルファイバー伝送することが可能な4K UHD対応のUHD_QOTRはすでに発売になっているが、12G-SDIやHDMI2.0など最新のインターフェースに対応した各種コンバーターがラインナップに加わったことになる。
12G-SDIやHDMIは長距離伝送ができないためこうしたコンバーターは需要が見込まれ、スタジオなどの設備機器として採用されることもあることから、複数のコンバーターをラックマウントするためのBridge M_PLUSも用意されている。こうした小型コンバーターはACアダプターを電源とすることが多いが、ラックマウントする場合本体のコンバーターよりACアダプターの方に多くのスペースが必要になってしまうことがある。Bridge M_PLUSは二重化した電源を装備しており、各コンバーターに電源供給できるようになっている。なお、デジタルフォーキャスト製品は日本国内ではエーディテクノが取り扱っている。
Bridge UHDシリーズ。写真手前がQuad 3G-SDIとOptical対応モデルで、後方がHDMI2.0とQuad 3G-SDI対応モデル
Bridge UHDシリーズにはSDI-HDMI変換などのコンバーターもラインナップされている
Bridge UHD_OTRシリーズ。左からオプティカルファイバーで12G-SDIの双方向通信が行える12G OPTIC TRANCEVER、HDMI2.0を光ファイバー変換するHDMI 2.0 TO OPTIC、SDI×2chを光ファイバー変換するSDI TO OPTIC TRANSMITTER
Bridge MシリーズコンバーターをラックマウントにするBridge M_PLUSとHDMIマトリックススイッチャーBridge RS_HDMI 8×8
Bridge UHDシリーズコンバーターをラックマウントにするBridge M_PLUS
Bridge X_TSはSMPTE規格に準拠したマルチフォーマットSD/HD/3G-SDIとHDMIのデジタル映像信号と、コンポーネント、VGA、コンポジットビデオのアナログ映像信号の各入出力端子を搭載したマルチフォーマット対応のコンバーター。LCDモニターには信号ステータスや波形・ベクトル表示やピクチュア表示などが可能。ベクトルスコープやウェーブフォームのほか、アイパターンやSDIケーブル長測定、オーディオレベル表示に対応したBridge X_NEO Iもラインナップされている