これからライブ配信を始めたい方に向けた教科書
2021年初夏現在イベントといえば、リアル開催の兆しも見られますが、そのほとんどがオンラインでライブ配信、またはリアルとオンラインでの開催です。環境に応じた発信手段への対応が求められています。
社内・社外での打ち合わせはもちろん、新製品発表会や講習会など、オンライン実施が発信手段として通常スタイルになりつつあります。
その状況から、発信手段の一つとして自社でライブ配信を取り入れる動きも当然になりました。外部に委託するのではなく、社内で配信業務を行うことも多くなっています。それまで映像機器や音響機器の扱い、配信とは無縁だった広報やWebチームなどの部署にオンラインでの製品発表会などを任されるケースも少なくないでしょう。
同特集では、はじめてライブ配信を実施する際の取り組み方を全4回にわたって紹介します。自社でどんな発信がしたいのか、そのためにはどんな機器が必要なのか。これからライブ配信を始める皆さんのガイドとして活用ください。
特集INDEX
Vol.01 イベントは「オンライン」そして「ハイブリッド」へ
ZoomもYouTube Liveもいまや多くの人が認知し、実際に触れたことがあるサービスとなっていることから、あとは、そもそも「リアル」から「オンライン」へ移行するイベントの内容はどんなものなのか?そして、これまでリアルで開催していたときはどのような年齢層や属性の人が集まっていてくれていたのかを改めて割り出し、Zoom(ウェビナー)を活用するのか、それともYouTube Liveなのかを判断するのが良いと思います。
Vol.02 ライブ配信やウェビナーで必要な機材とは
ライブ配信やウェビナーをオンラインで開催し、参加者に満足度の高いクオリティー(高音質・高画質)で見てもらうためには、ある程度の機材の準備が必要となります。では、どんな機材が必要となるのか?
Vol.03 「良い音」はイベント成功へのキーポイント
オンラインのミーティングのほうが「終わった後の疲労が(聞いているだけでも)大きい」と感じる人もいるのではないでしょうか。それはなぜでしょう?
おそらく、ビデオ会議システムから聞こえてくる発言者それぞれの音量の違いや音質のばらつきが大きいのが理由(のひとつ)だと考えています。
Vol.04 ライブ配信・ウェビナーの機材選定で大事なポイント
エキスパートと同じようにビギナーも機能と価格"だけ"ではなく、選ぶ上で考慮すべき大切な"要素"がもう一つあると感じています。それは、その製品の"操作性"です。