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IDKは、フルスペック4Kを画質の劣化を感じさせることなくリアルタイムで伝送可能なAV over IP Soliution「IP-NINJAR」シリーズを展示。

伝送タイプは光ケーブルとCATケーブルがあり、光ケーブルでは最長延長で40Kmまでの延長が可能だ。ラインナップは様々で、4K対応は光ファイバータイプとCATケーブルタイプ、そしてサイズも2種類あり機能も多少異なっている。

またHDMI4系統や3G/HD/SD/SDIに対応したモデルは光ファイバータイプのみ用意されている。それぞれにエンコーダーとデコーダーがあるが、HDMI4系統とSDIモデルはデコーダーは統合されており、光ファイバー接続可能なモデルではマルチモードとシングルモード等、モデルも設定されており、使用目的に合わせて細かくチョイスすることが可能だ。

    テキスト
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IP-NINJARはただ単にエンコーダーとデコーダー間を伝送するだけではなく、エンコーダーとデコーダー間を10Gbe L2スイッチで接続し、L2スイッチにマネジメントプラットフォームの「NJR-CTB」を接続することで、フルスペック4Kに対応したマトリックスシステムを構築することができ、NJR-CTBを介してそれぞれのエンコーダーとデコーダーの状況も監視することができる。

拡張性の高いL2スイッチと組み合わせることで、小規模から大規模まで幅広いシステム構成を実現し、中央監視からメディカルや文教、デジタルサイネージに4Kシアターなども過不足のないシステム構築が行える。

またIP-NINJARなら、マルチビューはもちろん、8Kのビデオウォールの構築などもコンバーターを使用せずに柔軟に対応している。このシステム構築の柔軟性でAV over IPソリューションがアメリカのイエール大学で採用されている。IP-NINJARシリーズでベイカーとスターリングの両校舎を結び、各教室のAVシステムを統合管理している。これは実績として大きな成功だろう。