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アバー・インフォメーションブースでは、リモートカメラ「PTC310U」「PTC310UN」のデモンストレーションが注目を浴びていた。4K Ultra HDの光学12倍ズームに対応したリモートカメラで、AIによる人物自動認識を特徴とし、マスク装着時でも、後ろを向いても、AI認証で追尾可能だ。ブースではプレゼンターモードやゾーンモードといった、ターゲットの自動追尾機能の実演が行われた。
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プレゼンターモードは、追尾対象者は自由に動き回ることが可能。追尾するターゲット以外の人や物が邪魔になっても、カメラは対象者の全身または上半身が画面のセンターに入るように自動的に調整してくれる。
ゾーンモードは、あらかじめ最大4つの撮影エリアを作成して、プレゼンターの動きに合わせて、ゾーンごとにコンテンツを映し出してくれる。
ハイブリッドモードは、プレゼンターモードとゾーンモードの範囲をあらかじめ設定しておき、ゾーンモードの範囲に追尾対象者が入った際はその決められたプリセットの画角で映し、ゾーンモードの指定範囲外ではプレゼンターモードとして機能し、追尾対象者は自由に動き回ることができる。
プレゼンターモード、ゾーンモード、ハイブリッドモードの違いを紹介。ハイブリッドモード(左上)、ゾーンモード(右上)、「プレゼンターモード」(左下)の違いに注目
ブースデモのAI人物自動認識は、想像していた以上に優秀だ。人手が足りない現場や、人でを減らしたい現場に注目のリモートカメラといえそうだ。
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