Internet x Media Summitとは?
ネットワークと映像の最新動向を伝える
「Internet x Media Summit」は映像とネットワークを組み合わせたソリューションのIP伝送をはじめ、XRやAIなど最新の映像制作ソリューションを紹介します。
放送や映像制作の現場での高解像度化、コスト削減、ワークフローの効率化を目指し、放送・映像業界関係者が具体的な課題解決策を学ぶことができる最高の機会をご用意しました。
最新の製品やサービスを展示したブース、最新のトレンドを押さえた各種セミナーなど映像業界の最新動向を皆様にご紹介します!
PRONEWSがプロデュースするリアルイベント「Internet x Media Summit」のセミナーは3日間でなんと22本。放送や映像業界の最先端について、技術、制作、ビジネスなどの領域から、エキスパートや当事者が次々に登壇する。
放送業界人のセカンドキャリアの道を探る
人生後半戦をどうやって生きる?放送・映像業界人のセカンドキャリア・サバイバル
~あなたがまだ知らない、あなたの本当の労働市場価値~
日時: 6月14日(金)11:25-12:05
Panelist: 脇浜 紀子 / 京都産業大学 現代社会学部教授 (元読売テレビ)
Panelist: 岸本 拓磨 / IBM Future Design Lab. Chief Producer (元朝日放送)
Moderator: 川端 康夫 / アクティブビジョン(株) / 「人生後半戦の泳ぎ方」主宰 (元電通/KDDI)
Internet×Media Summit(以下、IMS)で異色を放っているのがこのセッション、「人生後半戦をどうやって生きる?放送・映像業界人のセカンドキャリア・サバイバル~あなたがまだ知らない、あなたの本当の労働市場価値~」である。放送業界人のセカンドキャリアというのは一体どういう話で、どういう意図で今回IMSにラインナップされているのだろうか。
たとえば放送自体は、決して右肩上がりの未来が具体的に見えているわけではない。それは決して悲観的に捉える必要はないが、客観的事実は認識しておかねばならない。理由は何であれ、この業界を離れていく人は今後も増えていくだろう。その際にそれまでの自分の経験や実績を直接活かせる、大学や専門学校の講師、コンサルタントやアドバイザーという職は、既にレッドオーシャンになっていることに気がつくはずだ。
テレビなどの映像の仕事というのは、制作、技術、営業、編成など、どの担当であっても見ている人に映像と音声を駆使して、伝えたい情報や思いを伝える作業である。この時のアウトプットは、実は必ずしも映像である必要はなく、新しい企画や事業や、製品やサービスであってもいいはずだ。
そこで大切なこと、気がつくべきことは、自分がこれまでやってきたことの本質を、徹底的に突き詰めて考えることである。映像でわかりやすく伝えることは、映像そのものがアウトプットである必要はないのである。そう考えれば、新たな活躍の場は無限大に広がっているはずだ。
本セッションでは局アナから大学教授へ、テレビ局の新規事業からデジタルイノベーションのど真ん中へ、広告会社から起業した、といった経歴を持つ3人が、自分の経験に基づいて、もし今自分が新たな道を選択するとしたらと言った仮説も含めて、あなたのセカンドキャリアについて考えるきっかけとなるセッションである。
転職や定年がいまは視野に入っていなくとも、自分を見つめるきっかけになり、その時に備えて今から何をするべきかの指針にもなるはずだ。