※2015年開催の様子。SXSWオフィシャルページより引用
txt:茂出木謙太郎 構成:編集部
GOGO SXSW!
※2015年開催の様子。SXSWオフィシャルページより引用
注目している人はすごく注目している。それなのにそこそこITに携わっている日本人にもあまりまだ知られていないイベント。それがサウス・バイ・サウスウエスト(以下:SXSW)。
毎年3月頃にテキサス州のオースティンで開催される音楽祭とインタラクティブフェスティバルが合わさったクリエィティブ・ビジネス・フェスティバルのこと。今年は3月11日から20日まで開催されるのだが、カンファレンスやセッション、商談、展示会、ライブ、上映会が期間中毎日街中で行われるため、全貌を把握しようとするとあまりのスケジュールの多さに、頭がパニックに。PRONEWSでも昨年は特集が組まれていたのでこちらも参考にしていただければ幸いだ。
■特集:SXSW2015
当然街なかもバブル状態で、会場近くのホテルは半年前から予約でいっぱい。Airbnbをたよりに探してみても、普段の数倍の金額に高騰中。期間中のチケットも、最低1600ドルと、眼を疑ってしまうような金額。なので、これに参加しようという人達の気合も自ずと知れてこようというもの。
今年のSXSWには、日本からも大勢出展者やスピーカー、一般参加者が押し寄せるのだが、筆者の会社も出展が決定しており、準備と調整に毎日右往左往している真っ最中。
※2015年開催の様子。SXSWオフィシャルページより引用
出展のきっかけは、「デジタルコンテンツEXPO」の開催などを行っている一般財団法人 デジタルコンテンツ協会の招致プログラムに、筆者のアプリもSXSWのトレードショウに展示参加させていただくことになったため。
※2015年開催の様子。SXSWオフィシャルページより引用
インタラクティブフェスティバルには、VR/ARのスタートアップ企業のピッチや展示なども数多く開催される予定。当日まで毎日のように情報がアップデートされている。
※2015年開催の様子。SXSWオフィシャルページより引用
カンタスグループの提供する「バーチャルツーリズム」や、NASAやMITも参加している「火星のバーチャル探検」に関するプレゼンテーション。カレイドスコープメディアによる「VRのための新しい広告モデルの提唱」、Oculus Story Studio Universityによる「VRコンテンツクリエイター育成」のためのプレゼンテーション。「VRとARのためのストーリーテリングについて」「VRによるミュージックビデオの復活」など、楽しそうなプレゼンテーションが次から次へと発表されていて、カレンダーにチェックマークをつけているとあっという間に埋まってしまう。中には、「VRポルノ・未来はどのようになっちゃうの?」というイカガワシイタイトルのものまで。これは行くべきだろうか…。公式サイトに掲載されているスケジュールを眺め、自分の展示スケジュールの合間を縫ってこれらの発表にぜひとも参加したい。
この他にも、スタートアップ企業がアメリカの一線のメンターに1分だけ相談をする事ができるセッションや、meet upというテーマごとに情報交換のパーティーを設けていたり。今から興奮してしまってとまらない!
※2015年開催の様子。SXSWオフィシャルページより引用
次回は現地からのレポートになる予定。楽しみにしていてほしい!
SXSWインタラクティブ オフィシャルページ
http://www.sxsw.com/interactive