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柔らかな表現が特徴「Leitz Prime」
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LeitzがNAB2020で展示予定だった「Leitz Prime」は、18mm〜180mm(18、21、25、29、35、40、50、65、75、100、135、18)の12本セット。レンズ開放値はT1.8(180mmはT2.0)、イメージサークルは46.5mmと、フルサイズおよびビスタビジョンのセンサーまでカバーする単焦点シネマレンズだ。細部の情報を丁寧に汲み取りながらも画全体の印象として硬さがなく柔らかな表現ができるのが特徴だという。ルックはSummilux-Cシリーズの方向性だが、解像力や色収差の少なさはさらにレベルアップしてる。
こだわりポイントは、すべてのレンズの品質の高さとセット間の一貫性は他のLeitzレンズシリーズと比べて最も良いところ。また、Leitz Zoom(25mm-75mm、50mm-125mm)とのカラーマッチングはフレア色まで合わせてあるという。
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今まで培ったノウハウを最大限活用し、フルサイズで最高品質のPLマウントシネマレンズを作る意図で約5年前にプロジェクトが開始。自然な色再現、高解像力、色収差の排除、ディストーションとブリージングを最小限に抑えるとなどの点にこだわっている。さらに、サイズを18mm〜180mmまで同じ大きさに落とし込んでいる。18mmと180mmだけ約1.8cmだけ長く、21mm~135mmまで同じサイズとなっている。
■一言アピール!
Leitz Primeは2019年末に出荷を開始していて現在ハリウッド大作からローカルなCMまで様々な作品に使用されています。18mm~100mmまでの10本はすでに国内でレンタル開始していますので是非お試しください。135mmは2020年5月に出荷開始します。
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