動画レポート

エントリーモデルのベストセラー機が小型ビデオカメラ用三段三脚「650EX」として復活

平和精機工業はNAB2020にて、新製品の初披露を予定していたという。しかし残念なことにNABは中止になってしまい、実機を見ることができなくなってしまった。そこで埼玉県八潮市の平和精機工業にお伺いし、NABで公開を予定していた新製品の話を聞いてみた。

新製品の中で最も注目の製品は、小型ビデオカメラ用三段三脚「650EX」だ。長らくLibecで愛されてきた650シリーズが復刻する。カメラプレート部分はクイックシューから上位機種と同じスライドプレートに変更され、カメラの前後バランスが非常にとりやすくなっている。

マンフロットやザハトラーと互換性のあるスライドプレートを採用

また、スライドプレートはTHシリーズと共通で、一脚やジンバルなどと機材の入れ替えがスムーズにできる。ボール系は65mmで、耐荷重は3キロ。脚の固定方式はワンタッチレバー式となっている。2020年5月発売予定で、希望小売価格は三脚とキャリングケースのセットで税別27,000円。初めて三脚を購入したい方や家庭用ビデオカメラで使いたい方に適した三脚だ。

素早くセッティングができるワンタッチレバー式を採用

三脚を安定させることが可能なスパイク付きのゴム製フットパッド