高速起動、高品質な素材伝送、高速ファイル伝送、低遅延を実現「LU600シリーズ」

LiveUのモバイル映像配信システムのフラッグシップモデル「LU600シリーズ」は、中継・取材、ライブ・スポーツに最適なモバイル中継装置。合計で11のインターネット回線(SIM×8回線、LAN2回線、Wi-Fi1回線)を利用でき、HEVCに対応し、HD/SDから4K60pまで伝送可能な送信機。5インチ液晶を搭載し操作性も向上。現場からの送信機の操作、クラウドの管理画面のLU-Centralからの操作に対応し、内蔵バッテリを標準装備し、Vマウントカメラバッテリにも対応している。LU600 4K SDIタイプは12G-SDIまたは3G×4でのSDI入力をサポートし、4K60Pでの配信が可能(4Kの受信には専用の4K受信サーバが必要)。

LiveU社製品は独自のRFテクノロジーにより、携帯通信時に発生する通信速度が不安定な状況や、回線に大きな揺らぎがある状況においても、安定した映像配信を行うことが可能。また、通信状況が悪い場合でも音声を最優先で配信するため、映像はフリーズしても音声は途切れることなく送り続けることが可能だという。

衛星中継車が入っていくことができない現場や、FPU準備する予算や準備期間がない現場でライブ中継を行う場合に、「低コスト」「高機動性」「少人数運用」を実現し、また携帯回線の電波が弱い場所でも8本の回線を最大限に利用しできる限り動画を送り続けるように設計されている。

なお、LiveUは5月中旬に5G、4K対応の新送信ユニットを発表する予定だ。

■一言アピール!

LiveUは日本の地上波放送局で稼働するモバイル映像伝送ユニットのおよそ6割を占めています(三信電気調べ)。その中でLU600シリーズはシリーズ中最も多く導入されているばかりでなく、4K、5Gなど最新技術にもいち早く対応し数多くの実証実験に参加してきました。代理店の三信電気ではLiveU専用のコールセンターを設けシビアな放送の現場で緊急時にも運用に支障をきたすことがないようサポート体制を整えています。