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SaramonicはNAB 2026において、個人クリエイターからプロの制作現場までをカバーする2つの新しいオーディオ製品を発表した。

小型設計とAIノイズキャンセリングを備えた「Air SE」

まず披露されたのは、2.4GHz帯を使用する超小型ワイヤレスマイク「Saramonic Air SE」である。スマートフォンやタブレットでの使用に最適化されており、システム全体が手のひらに収まるコンパクトな設計となっている。

2つの送信機が付属し、それぞれに磁石を内蔵。シャツの襟元にクリップで装着するだけでなく、磁石を使って衣服の任意の位置に固定したり、内側に隠したりすることも可能である。さらに、送信機をそのまま手持ちのインタビューマイクとして使用できるなど、汎用性の高い設計となっている。

AIベースのノイズキャンセリング技術も搭載しており、エアコンの動作音や屋外の環境音を抑えつつ、人の声を明瞭に収音することが可能とされる。価格は49ドルに設定されており、導入しやすい価格帯の製品である。

他社システムとも連携可能なインターカム「WiTalk 9X」

続いて、NAB初日に合わせて発表されたのが、ワイヤレスインターカムシステム「Saramonic WiTalk 9X」である。同社として初めてベースステーションを統合したモデルとなる。

ベースステーションを介することで、他社製の既存インターカムシステムと連携した運用が可能である。モジュール構造のヘッドセットは、現場の役割に応じて柔軟に構成でき、最大4台のベースステーションを組み合わせることで、最大64台のヘッドセットを同時接続できる。

本機にもAIノイズキャンセリング技術が搭載されており、コンサート会場や工事現場といった高騒音環境下でも、チーム間の明確なコミュニケーションを可能とする。さらに、ZoomやMicrosoft Teamsなどのリモート会議アプリとも連携でき、遠隔地のスタッフとのリアルタイムなやり取りにも対応する。

価格は、ベースステーションと16台のヘッドセットを含む構成で約6,000ドルとなっており、導入しやすい価格帯が特徴である。