富士フイルムは、NAB 2026において4K対応の放送用ポータブルレンズ「FUJINON UA22×4.8BERD」を出展した。2025年の開発発表後、同年9月の「IBC2025」での参考展示を経て、いよいよ本格的な披露となった形だ。
その設計思想は、同社が約15年前に投入し一世を風靡した「HA16×6.3」など、中広角ズームレンズの系譜を色濃く継承している。最大の特徴は、22倍という高倍率を維持しながら、広角端4.8mmという極めて広い画角を実現した点にある。
ワイド端から望遠域までをこの1本でカバーできるため、現場におけるレンズ交換の手間を大幅に削減。スタジオ収録はもちろん、ジブによる俯瞰やスカイカム運用など、広角とズームの両立が不可欠なシーンで真価を発揮する。