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DJIが、2025年7月31日、いよいよ360°カメラ市場に参入した。新製品は、その名も「DJI Osmo 360」。
ドローンやジンバル、アクションカメラで培ってきたDJIの技術力を結集し、1.1インチCMOSイメージセンサーを搭載して、最大8K50fpsの360°動画撮影、120MPの静止画撮影、優れた低照度性能を保持して登場したこのカメラは、既存の競合製品に対するゲームチェンジャーとなるのか?その全容に迫りたい。

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概要

DJIは2006年の創業以来、民生用ドローンや手ブレ補正(ジンバル)技術を中核とした映像撮影デバイスのOsmoシリーズで映像業界を牽引してきた中国・深圳の企業である。360°カメラ市場への参入は、今回が初挑戦となる。

360°カメラは旅行、スポーツ、Vlog撮影などで人気があり、不動産や建築等の業務などにも利用されてきた。
Insta360シリーズやKandao QooCam、RICOH THETA、GoPro Maxなどが競合として存在する中、DJIの新たな参入は、この市場における競争を活性化させることは間違いないだろう。

小型・軽量の筐体に詰め込まれたDJI Osmo 360のハイスペックな性能は、これまでのコンシューマー向け360°カメラの常識を塗り替えるものである。DJIの持つ技術力とエコシステムが動員されることで、新たな360°映像とアクションカメラの世界が切り拓かれる可能性が期待できる。

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DJI Osmo 360の主な特徴

DJI Osmo 360の主要な特徴を、ピックアップすると次の通りである。

  • 8K/50fps、6K/60fps、4K/100fps等の360°動画解像度
  • 最大120MP静止画解像度
  • シングルレンズビデオモードでは、5K/60fpsのフラット動画を視野角155°で撮影。ブーストビデオモードでは、4K/120fps 170°の広視野角の動画を撮影可能
  • 1.1インチCMOSイメージセンサー(360°業界初のスクエアHDRセンサー)を搭載

  • f/1.9レンズと大型の単一ピクセルサイズ2.4umによるネイティブ8Kパノラマ動画撮影に対応、優れた低照度下性能を発揮
  • 13.5ストップのダイナミックレンジを保持
  • 10-bit D-Log Mのカラープロファイルを採用し、ポストプロダクション時のカラーグレーディング耐性が高い
  • DJIが誇る高度な手ブレ補正技術を実装したHorizonSteady 360°により、激しい動きの撮影でもスムーズな360°シームレスな連携とスムーズなワークフローを確立
  • 手のひらジェスチャーや音声コマンド(現在は英語と中国語対応)による操作をサポートし、ハンズフリー撮影を可能に
  • 360°撮影時に自撮り棒の写り込みを排除すべく設計されたインビジブルセルフィースティック(別売り/セットによっては同梱)
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Osmo 360 アドベンチャーコンボを開封した状態

Osmo 360の外観・ハードウェアについて

Osmo 360は、スクエア型のデザインが採用されており、大きさが61×36.3×81mmと、余裕でポケットに収まるほどコンパクトで、重量もわずか183gと携帯性に優れている。

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レンズは、絞りf1.9。内部に45°のプリズムミラーを用いており、デュアルレンズからの入射光を二眼屈曲系の光路により、2つの1/1.1-inchのCMOSイメージセンサーへと導くことで、超小型の筐体を実現している。

正面には、1.96インチ(解像度:314×556)のOLED高輝度タッチスクリーンを搭載。映像のプレビューはもとより、ストレージ容量、撮影モード、バッテリー容量などの情報が表示される。カメラ設定や撮影設定等の各種パラメーターの調整に関しても、直感的な操作が可能である。

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側面には、「電源/クイックスイッチボタン」があり、起動は素早い。スクリーン左下には、「シャッター/録画ボタン」があり、電源オフの状態でも1回押すと、起動と同時に速やかに録画が開始される(スナップショット)。

「電源/クイックスイッチボタン」の下には、スピーカー、USB-Cポートが。反対側側面には、バッテリー収納部カバーが配置されている。

電源オンの状態で、スクリーンの右下の「機能ボタン」を1回押すとパノラマモードの際は前方と後方のビューが、シングルレンズモードの場合はフロントとリアのレンズが切り替わる。2回押すと、ビューが中心に戻る。スクリーン画面内の右下のボタンをクリックすることでも、フロントとリアのレンズの向きが切り替わる。

底面には、金属製の1/4インチネジ穴がある。さらにクイックリリースバックル構造のマグネット式クイックリリースシステムにより、Osmoクイックリリース式調整型アダプターマウントが利用できるので、Osmo Actionシリーズのクイックリリースアクセサリーと互換性のある公式アクセサリーへの取り付けや角度の調整などもスムーズにおこなえる仕様になっている。底面には、充電接点と1/4-20 UNCポートも設置されている。

筐体はハウジングなしで10mの防水設計が施されている。

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カメラ内には、128GBの内蔵ストレージを搭載しているが、実際に利用可能なストレージ容量は105GBとなっている。microSDカードの使用により、容量を1TBへ拡張することでき、以下のモデルが推奨されている。

  • 推奨モデル:
    • Kingston CANVAS Go! Plus 64GB U3 A2 V30 microSDXC
    • Kingston CANVAS Go! Plus 128GB U3 A2 V30 microSDXC
    • Kingston CANVAS Go! Plus 256GB U3 A2 V30 microSDXC
    • Kingston CANVAS Go! Plus 512GB U3 A2 V30 microSDXC
    • Kingston CANVAS Go! Plus 1TB U3 A2 V30 microSDXC
    • Lexar SILVER PLUS 64GB U3 A2 V30 microSDXC
    • Lexar SILVER PLUS 128GB U3 A2 V30 microSDXC
    • Lexar SILVER PLUS 256GB U3 A2 V30 microSDXC
    • Lexar SILVER PLUS 512GB U3 A2 V30 microSDXC
    • Lexar SILVER PLUS 1TB U3 A2 V30 microSDXC

電源となる1950mAhのリムーバブルバッテリーは、8K/30fpsの設定で100分間の連続撮影が可能。Osmo Action多機能バッテリーケース2が使用でき、同時に3台充電できるほか、バッテリーが挿入された状態であれば、外部スマホ等の外部デバイスを充電することができる。Osmo 360バッテリー延長ロッドを使用することにより、さらに180分駆動時間を延長することができる。

充電時は、12分で50%の電力に達し、別売りのDJI 30W USB-C充電器を使用すれば、急速充電に対応する。カメラ本体に、給電して使用することも可能である。

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筆者の検証によると、外気温28℃の環境で、8K/30fps 耐久モード/オンで撮影した場合、104分経過後に「バッテリー残量わずか10%」のアラートが表示され、最終的には公式のアナウンスより14分ほど長い114分撮影できた。

8K/30fps 耐久モード/オフの状態では、91分経過後に、「バッテリー残量わずか10%」のアラートが表示され、最終的に99分まで駆動した。

検証時の測定パラメーター設定は、デフォルトモードと耐久モードのいずれも、ジェスチャーコントロール、クイック編集アシスタント、Wi-Fi接続等をオフ。常時表示はオンの状態にしている。

因みに、耐久モードをオンにすると、バッテリー駆動時間が長くなる代わりに、映像品質が落ちる(ダイナミックレンジが犠牲になる)仕様になっているので、注意が必要だ。

8K/50fpsの場合、11分ほどで、「高温につき、画面表示が3秒後にオフ」というアラートが表示され、17分でサーマルシャットダウンした。筐体の表面の最も温度が高い箇所は59℃であった。

極寒の-20℃の環境の場合でも、1.5時間以上の撮影が可能という。

Osmo 360は優れた熱制御機能を備えた高性能画像チップを搭載しており、高熱伝導アルミニウム合金、高熱伝導グラファイトシート、高性能熱ベイパーチャンバーシートなどの内部受動冷却ソリューションを用いることで、オーバーヒートを管理・防止している。ファンは追加するとサイズと重量が増すために採用されていない。

Osmo 360は、OsmoAudioを介したマイク直接接続が可能で、レシーバーなしで2台のDJIマイクトランスミッターに同時に接続することができる。

Wi-Fi 6.0とUSB 3.1、Bluetooth 5.1に対応し、高速データ転送と安定したリモートコントロールを実現している。

ジェスチャー操作については、手のひらによる操作を認識して、リモート操作が可能である。

ジェスチャー操作作動中のOsmo360

Osmo360の撮影性能について

Osmo360の撮影機能には、360°モードに、パノラマ写真、パノラマ動画、SuperNight、ボルテックス(バレットタイム)、ハイパーラプスが。シングルレンズモードとしては、写真、動画、Boost動画がある。

静止画の最大解像度は、パノラマ写真:2:1、15520×7760(120MP) シングルレンズ写真:4:3、6400×4800(30.72MP)である。Osmo 360の静止画性能の1億2000万画素の解像度は、Insta360 X5の7200万画素、QooCam 3 Ultraの最大9600万画素を上回り、競合機種を引き離している。フォーマットは、JPEGのみ。パノラマ写真で30MPを選択した場合、HDR機能を利用することができる。

パノラマ写真:2:1、15520×7760(120MP)

動画のスペックは、以下の通りだ。

[360°]

  • パノラマ動画
    • 8K:7680×3840@24/25/30/48/50fps
    • 6K:6000×3000@24/25/30/48/50/60fps
    • 4K:3840×1920@100fps
  • SuperNightモード
    • 8K:7680×3840@24/25/30fps
    • 6K:6000×3000@24/25/30fps
  • セルフィーモード
    • 4K:3840×3840@25/30/50/60fps
    • 3K:3000×3000@25/30/50/60/100/120fps
    • 2K:1920×1920@100/120/240fps
  • ボルテックス
    • 6K:6000×1500@100/120fps
    • 4K:3840×960@240fps
  • ハイパーラプス
    • 8K@25/30fps:Auto/×2/×5/×10/×15/×30
  • タイムラプス
    • 8K@25/30fps
    • 撮影間隔:0.5/1/2/3/4/5/6/8/10/15/20/25/30/40秒、1/2/5/30/60分
    • 撮影時間:5/10/20/30分、1/2/3/5時間、∞
    • クラウド、サンセット、カスタムモードがある。

[シングルレンズ]

  • 動画
    • 5K(4:3):5120×3840@25/30fps
    • 5K(16:9):5120×2880@25/30/50/60fps
    • 4K(4:3):3840×2880@25/30/50/60fps
    • 4K(16:9):3840×2160@25/30/50/60fps
    • 2.7K(4:3):2688×2016@25/30/50/60fps
    • 2.7K(16:9):2688×1512@25/30/50/60fps
  • 超広角ビデオ
    • 4K(4:3):3840×2880@25/30/50/60/100/120fps
    • 4K(16:9):3840×2160@25/30/50/60/100/120fps
    • 2.7K(4:3):2688×2016@25/30/50/60/100/120fps
    • 2.7K(16:9):2688×1512@25/30/50/60/100/120fps

現行のコンシューマー向けの360°カメラの競合機種の最大動画スペックは、8K/30fpsであり、Osmo 360の360°動画における8K/50fpsは、フレームレートが突出している。

6K60fpsの高フレームレート、4K100fpsのスローモーションもサポートしている。

シングルレンズモード5K60fpsでは、FOV 155°のフラット動画をサポート。ブースト動画モードでは、4K120fps超広角170°のフラット動画に対応しており、それぞれOsmo Action 5 Proと同様の視野角となる。

PROモードを選択すると、露出やホワイトバランスなど、詳細な設定が可能になる。

PROモード時のカラープロファイルには、「ノーマル10bit」とHDR対応デバイス向けの「D-Log M 10bit」が用意されており、10億色以上が記録できるため、ポストプロダクション時のカラーグレーディングの調整範囲を広げるモードとなっている。シャドウ部の明るさを引き上げ、ハイライトを抑えることで、画像の彩度とコントラストは低下するが、より多くの色や明るさなどのディテールを保持できる。

カメラ本体の画像パラメーターから、「PRO」モードをオンにした状態

動画のフォーマットは、パノラマ動画がOSV、フラット動画がMP4(HEVC)。最大ビットレートは、170Mbpsである。

Osmo 360カメラの360°撮影においては、最適なステッチを得るための安全距離は、被写体から0.75メートル以上離すことが推奨されている。

Osmo 360は、ピクセル分布を最適化した業界初の正方形の1/1.1インチのCMOSイメージセンサーを採用することで、センサーの「高さ」のピクセルを従来(長方形のセンサー)の3000から4000に増やし、デュアルレンズによるネイティブ8K(4K+4K)の360°動画録画を実現している。Insta360 X5の1/1.28インチセンサーやQooCam 3 Ultraの1/1.7インチセンサーより大型のイメージセンサーが採用されており、低照度の環境下での優位性が期待できる。

特筆すべきは、この業界初の正方形ハイダイナミックイメージセンサーは、パノラマカメラ専用に設計されており、従来の長方形の1インチセンサーの無効領域をなくすことで、センサーの利用率が25%向上している。利用できる画像の領域が最大化されることで、実際のサイズは1/1.1インチだが、イメージフィールドは1インチに相当するので、より画質の向上に貢献している。

従来の1インチCMOSイメージセンサーと比較して、無効領域が少ないため、カメラの小型化や電力消費、発熱を抑えることに成功している。

単一サイズが2.4μmの大型ピクセルにより、光をより多く取り込むことができ、最大13.5ストップのダイナミックレンジを保持する。

1.1インチのセンサーとf/1.9の大口径レンズのコンビは、低照度下撮影にも効果を発揮する。夜景撮影の際は、SupeNightモードの使用が推奨される。

パノラマ動画(360°)8K/50fpst

SuperNightモード 8K/25fps

パノラマ動画(リフレーム)8K/50fpsから、4K/50fpsへ

パノラマ動画(360°)8K/50fps D-Log M 10bit

シングルレンズモード 5K/60fps 視野角155°

ブーストビデオモード 4K/120fps 視野角170°

セルフィーモード 4K/60fps

音声テスト ノイズ低減「オフ」、「スマート」、「標準」、「高」の比較

シングルレンズモード撮影中は、4K60以下の場合、撮影を中断することなく、フロントとリアのレンズを素早く切り替えることができる。

「推奨FPS(50Hz):50」等の推奨フレームレートのアラートは、フリッカー対策用で、カメラをアクティベーションした地域によって表示が異なる。東日本(50Hzエリア)でアクティベーションした場合60fpsを選択すると、50fps推奨のメッセージが表示され、西日本(60Hzエリア)でアクティベーションした場合50fpsを選択すると、60fps推奨のメッセージが表示される。

Osmo 360カメラの360°撮影においては、最適なステッチを得るための安全距離は、被写体から0.75メートル以上離すことが推奨されている。

アプリについて

DJI Mimoアプリを使用することで、撮影時のカメラコントロール、映像の同期、編集、共有が可能となる。DJI Osmo 360と互換性のあるスマートフォンは、iOSはiPhone 13以降に対応、システムがiOS 14以上である。Androidの場合、Android 9以降に対応している。

じっくり編集したい場合は、PCアプリのDJI Studioを利用することになる。DJI Studio対応のWindowsのバージョンはWindows 10以降であり、以下のシステムが推奨となっている。

  • 推奨CPU:Intel Core第13世代以上(i7またはi9シリーズ推奨)、またはAMD Ryzen 7000シリーズ以上(9または7シリーズ推奨)
  • 推奨GPU:Nvidia Geforce RTX 3060(12GB以上)、またはAMD Radeon RX 6600(8GB以上)
  • 16GB以上のRAM推奨

DJI Studioに対応しているMacは、Mチップ搭載モデルとなる。DJI StudioはAdobe Premiere Proのプラグインにも対応している(現状、Mac版のみ)。

Osmo 360が対応する映像ブレ補正機能は、360° HorizonSteadyとRockSteady 3.0になる。パノラマ動画では、DJI MimoアプリかDJI Studio経由で動画をエクスポートするときに、映像ブレ補正モードを選択することができる。

シングルレンズモードでは、フラット動画(通常FOV、16:9、歪み補正済)について、360° HorizonSteadyを60fpsまで適応させることができる。HorizonSteadyを有効にすると、カメラが回転しても、映像は水平に維持される。RockSteady 3.0を利用すると、手ブレを効果的に軽減しながら、一人称視点の映像を撮影することができる。フラット動画に対するブレ補正効果は、Osmo Action 5 Proとほぼ同等である。

D-Log M 10bitを利用した場合、カメラ本体やDJI Mimoでプレビューする際に、「色の復元」または、「色をもとに戻す」をオンにするとノーマルな色を表示させることができる。また、D-Log M 10bitで撮影した映像を、DJI Studioの後編集でする際に、調整の項目で「カラー復元」をオンにした場合は、LUTを使用して色を復元することを意味している。

DJI MimoアプリのUI、直感的な編集が可能に
DJI StudioのUI
DJI Studioの「画像」の項目でRockSteadyの方向ロックをオンにした状態
DJI Mimoでアドバンスト設定の「色をもとに戻す」をオンにした状態
DJI Studioの調整の項目で「カラー復元」をオンにした状態

まとめ

360°カメラ市場は、現在、ジャンルの棲み分けが進んでおり、大きく分ければ、Insta360 X5やGoPro Max、Kandao QooCam 3はアクションカメラ指向に。Kandao QooCam 3 Ultraは、クリエイター向けに。RICOH THETA A1は業務(B to B)向けのマーケティング戦略をとっている。その中で、Osmo 360は、アクションカメラのジャンルに位置付けることができ、今後、同じく中国・深圳のInsta360などとの競合関係が加熱しそうである。

Osmo 360は、満を持しての登場となっただけに、他社のカメラやアプリの機能、性能、UI、ワークフローを、よく研究していると感じられた。さらには、長年培ってきた自社の手ブレ補正技術やアクセサリーの互換性などの拡張性も魅力である。

ハイスペックな仕様、耐久性、使い勝手の良さなどを踏まえ、DJIの「本気」を感じさせる仕上がりと感じた。音声のノイズ低減処理の品質も秀逸である。静止画のフォーマットの選択肢がJPEGのみなのは、些か残念であるが、ターゲットユーザーが異なるのか、アップデートでRaw対応するのかも知れない。

いずれにせよ、今回のDJIの360°カメラ市場への参入は、改めて、360°カメラの有用性が証明されたものであり、67,100円というコストパフォーマンスも含めて、市場に一石を投じるものとなるだろう。

(なお、記事執筆のための試用に関しては、ベータ版のアプリと評価機を使用しているため、発売後、またアップデートにより仕様変更の可能性がある)

DJI Osmo 360は、DJIのオンラインストアと認定ストアから購入可能。商品の構成と希望小売価格は、次の通りだ。

DJI Osmo 360は、DJIのオンラインストアと認定ストアから購入可能。商品の構成と希望小売価格は、次の通りだ。

  • Osmo 360 スタンダードコンボ:税込67,100円
    • Osmo 360、
    • Osmo Action エクストリームバッテリーPlus、
    • Osmo 360 プロテクティブポーチ、
    • Osmo レンズクリーニングクロス、
    • USB-C – USB-Cケーブル(USB3.1)、
    • Osmo 360 ラバーレンズプロテクターを含む。
  • Osmo 360 アドベンチャーコンボ:税込91,300円
    • Osmo 360、Osmo ActionエクストリームバッテリーPlus、
    • Osmo Action多機能バッテリーケース 2、
    • Osmo 360プロテクティブポーチ、
    • Osmo レンズクリーニングクロス、
    • USB-C – USB-Cケーブル(USB3.1)、
    • Osmoクイックリリース式調整型アダプターマウント、
    • 1.2mインビジブル セルフィー スティック、
    • Osmo 360ラバーレンズプロテクターを含む。

以下のアクセサリーは別売りとなる。

  • Osmo 360バッテリー延長ロッド
  • Osmo モーターサイクル ヘビーデューティーマウント
  • Osmo クイックリリース式調整型アダプターマウント
  • Osmo 360透明レンズプロテクター
  • Osmo 吊り下げ式ネックマウントマックス
  • Osmo 三人称視点ヘルメットマウントキット
  • Osmo 70cmインビジブル セルフィー スティック
  • Osmo 1m高強度カーボンファイバー製 インビジブルセルフィースティック
  • Osmo 1.2mインビジブル セルフィー スティック キット
  • Osmo 1.6m三脚付きセルフィースティック
  • Osmo 2.5mエクステンデッド カーボンファイバー セルフィー スティック
  • Osmo デュアル ヘビーデューティ クランプ
  • Osmo ボルテックス回転ハンドル
  • Osmo 360キャリングバッグ
  • Osmo セルフィースティック クランプマウント
  • Osmo バイクリアマウントキット
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WRITER PROFILE

染瀬直人

染瀬直人

映像作家、写真家、VRコンテンツ・クリエイター、YouTube Space Tokyo 360ビデオインストラクター。GoogleのプロジェクトVR Creator Labメンター。VRの勉強会「VR未来塾」主宰。