創業者の離脱から経営体制が一新した昨年以降、内部改革を進めて新たな方向性を打ち出し始めたRED Digital Cinema社。この春に発表した8KカメラのRED WEAPONも話題だが、今秋に発表されたキヤノンEFマウントに限定した下位モデルのRED RAVENも日本初上陸?フルレンジでのラインナップと既に熟れたワークフローで、様々な制作業界でさらに優位なポジショニングを狙う。
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アドビ システムズ / インテル
(ブース#6401)
いまや編集システムのスタンダードとなったAdobe Creative Cloud。各ツール間のシームレスな連携やソニー、RED、ARRI、そしてキヤノンなど、カメラメーカー各社の4Kフォーマットにもいち早く対応して、デスクトップにおけるその地位を確実なものにしている。Adobe Premiere Pro CCはこの秋新たにAJA RAWにネイティブ対応し、また各社RAWデータのGPUディベイヤー高速処理機能も強化され、さらにProRes、DNxHDに続き、中間コーデックとしてGoPro CineFormにも対応し、NLEのスタンダードへ進化を続けている。
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Blackmagic Design
(ブース#6502)
編集機能が強化されたカラーコレクション・編集ツールのニューバージョン、DaVinci Resolve 12のデモや、Blackmagic URSA Mini 、Micro Cinema Cameraなど、話題の4K対応カメララインナップに注目。また実用機材としてTeranex Mini 12G-SDIコンバーターの新モデルや、DeckLink Quad 2 PCIeキャプチャー・再生カード、Teranex 4.2、MultiViewなど、種々多彩で手頃、そして汎用性の高い実用機材にも注目。
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キヤノン / キヤノンマーケティングジャパン
(ブース#6123)
発売から3年半を経て、この9月に発売された同社CINEMA EOS SYSTEMシリーズのメインストリーム機のニューバージョン、EOS C300 Mark II。これまでの使い勝手の良さを残しつつ、この3年間で積み上げられた世界中の多くのユーザーフィードバックを真摯に受け止めて、忠実に新機能に反映した意欲作となった。このEOS C300 Mark IIの各種ソリューションを中心に、IBCでも話題となったISO約400万の超高感度カラー撮影が可能なカメラME20F-SHなど、同社の最新映像テクノロジーを一挙に公開。