同社はプロ用写真機材の輸入や販売をおこなっており、今年も写真用品を中心に様々な商品を出展した。扱っている製品はビデオでも使用できるものも多く、デジタル一眼による動画撮影が盛んになる頃からビデオ関連の製品も積極的に取り入れているのでご存じの方も多いだろう。

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ATOMOSは銀一ブースにてSHOGUNやNINJA ASSASSINなどを各社のカメラに搭載して出展していた。やはりCP+ということでデジタル一眼が多かった

今年もATOMOSとのコラボーレーションで、4K対応のSHOGUNやNINJA ASSASSINを中心に、最新のカメラと共に動画製作の提案を行っていた。

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ATOMOS SHOUGUNによる4Kプレビュー

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モーションコントローラーSyrp。スライダー上の動きをプログラム可能で360°のパンニングやカメラのシャッターの制御も可能

ビデオ関連の商品としてはその他にもステディカムスムージーや、スライダー用のモーションコントローラーSyrp、RØDEのマイクロホン、CamCaddieのカメラハンドルなどが出展されていた。

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RØDE Microphonesのオンボードカメラマイク。他にも、スマートフォン対応製品などを出展

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RØDE MicrophonesのワイヤレスシステムFilmmaker Kit。2.4GHzデジタル通信を採用し、暗号化して音声を伝送。2つの周波数による通信での接続安定性が向上し、バッテリー残量管理機能なども搭載している

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一眼レフやスマートフォンでもSTEADICAMのカメラワークで撮影できるステディカムスムージー。そのほかにも、ステディカム・ソロやGoPro用のステディカム・カーブなどを出展

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カメラハンドルCamCaddieスコーピオンJr.。ローアングル撮影やクロススポーツなどの動きが激しい被写体をフーローしやすくするもので、ペットなどの目線が低い位置の被写体を撮影する場合や、スケートボードや自転車などで独特なカメラワークを得たい場合などに威力を発揮するという

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映画業界では定番のTiffenのフィルター。バリアブルフィルターやNDフィルター、女性のアップ撮影では欠かせないプロミストなど。スクエア型以外にも丸型もあるので、小型ビデオカメラや写真用のカメラでも手軽に使用できる

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Foxfireのカメラ向け製品はフォトレックジャケットやフォトレックポンチョなど。アース製薬の開発した防虫剤を帝人グループのナノテクロジーで生地に定着させ、虫除け効果のあるスコーロンという生地を採用したウェア類を発売

写真関係では3月に発売するピークデザインやマインドシフトのカメラバッグのほか、新たに取り扱いを始めるLance Camera Strapsや、Rick Young Outdoorsブランドのストラップ類、iPhone/iPadによるBluetoothコントロール機能を搭載したモノブロックストロボMONOSTAR C4、再入荷となったRolleiブランドフィルムがなどがあるが、アース製薬の開発した防虫剤を帝人グループのナノテクロジーで生地に定着させ、虫除け効果のあるスコーロンという生地を採用したFoxfireのウェア類など、ちょっと変わった商品も出展されていた。

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同社が扱っているカメラバックメーカーの数が多いということもあり、多数のバックが出展された。シンプルなものから実用的なもの、デザイン性に優れたものなど様々なタイプが有り、見ているだけでも楽しくなる

銀一は写真機材のレンタル、撮影スタジオ及び暗室の設計・施工、デジタル撮影セットなどのも販売を行っているが、CP+ということもあってか、こうしたウェアやカメラバックのラインナップが数多く並んでいたのが印象的だった。同社の扱うバックは、カメラバッグとしての実用性だけでなくデザイン性にも優れたものが多く、ラップトップPCをスマートに収納できるバックなどもあり、普段使いにも使いたくなるものも多い。

銀一ブース 360°全天球動画

RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)