JVCブース動画
JVCブース 360°全天球動画
RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)
JVCブースレポート
JVCケンウッドは「On-Air overIP」をテーマに、ライブ映像制作をメインとしたIPベースのシステムやカメラ、モニターなどを各種出展。放送やスポーツ、ENG取材などIPベースの各種システムを映像制作の各分野に向けたIPソリューションとして提案。
ENG and Broadcast over IPのコーナーでは報道制作向けシステムとして、業務用カメラレコーダーHDメモリーカメラレコーダーGY-HM620UやGY-HM660Uといった新製品を出展。GY-HM660UはIPストリーミング対応カメラレコーダーに、どこからでも即時にライブ映像を配信できるシステム、さまざまな施設への設置に柔軟に対応するストリーミングシステムとなっている。
GY-HM620UとGY-HM660Uは、新開発の250万画素1/3型フルHD 3CMOSセンサー搭載により、F12の高感度と低ノイズの両立を実現している。上位モデルGY-HM660UはGY-HM620Uに配信機能を追加したもので、リターンオーディオ(IFB)機能にも対応し、ライブストリーミングと同一回線を使用して局・スタジオから撮影現場への音声フィードバックが可能となっている。
HD PTZリモートカメラKY-PZ100UとリモートコントロールユニットRM-IP100Uを組み合わせたスタジオ制作向けシステム(参考出品)。JVC初のPTZリモートタイプのIPストリーミングカメラとコントローラー、さらにIPデコーダーおよびエンコーダーを参考出品した。遠隔地や撮影の困難な設置場所に対応が可能なリモートカメラとコントローラーで、有線・無線での低遅延ライブストリーミングを実現。用途に応じて3G-SDI/HDMI/IPストリーミングのいずれかを選択して出力、もしくは同時出力が可能。
参考出品のHD IPデコーダーBR-DE900UとHD IPエンコーダーBR-EN900U。2つのライブ映像を同時に出力ができ、リターンオーディオにも対応可能。BR-EN900Uはテレプロンプターに対応する原稿映像の送出ができるほか、カメラへのリターンビデオ機能を搭載し、低遅延で安定したストリーミングシステムとなっている。
Video Production and Sports over IPコーナーのスポーツ制作分野向けシステムは、高校や大学のスポーツ競技のライブ中継で採用されているスコア入力機能を搭載したIPストリーミングカメラGY-HM200SPを中心にシステムが構成されており、コーチング向けに選手のバイオメタリック情報の同期ができるようになっている。
ライブストリーミングや収録映像にスコアやチームロゴ(オプション)を自動的にオーバーレイすることができ、撮影と得点入力を1人で同時に行える。スコア入力はネットワークに接続したスマートフォンやタブレット、またSportzcast社のスコアボード装置と連携することも可能。
ProHDスポーツコーチングカメラレコーダーGY-HM650SC。撮影しながら、XOS Digital社のスポーツコーチング向けアプリケーションXOS Thunder HDと連携することで、即座に映像によるスポーツコーチングを実現することが可能。ライブストリーミング信号に自動的に時間情報が埋め込まれ、選手のバイオメトリクスデータとの同期が可能なほか、ゲームの状況に応じて任意のメタデータをストリーミングに埋め込むこともできる。
参考出品の放送局向け24型モニターDT-V24G2など、DT-Vシリーズ。新たに高画質エンジンを採用し、10bitの広色域に対応した24型モニター
バージョンアップネットワーク機能をさらに強化したGY-HM890Uは、高い信頼性で安定したデータ送信が可能なクラウドサービスZixiを利用することで、ネットワーク経由で音声を受信できるリターンオーディオ(IFB)機能等に対応。GY-HM850/890はファームウェアアップデートにて対応(2016年上期公開予定)。