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富士フイルムブース動画
富士フイルムブース 360°全天球動画
RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)
富士フイルムブースレポート
富士フイルムはブース内をHD、UHD、PLマウントシネカメラ用といったコーナーに分け、UHD対応のB4マウントレンズFUJINON UA107×8.4やFUJINON UA13×4.5、FUJINON UA80×9 1.2x EXTのほか、デジタルシネマ用4K対応PLマウントズームレンズXK6x20などの新製品を出展した。
同社ではUHD対応レンズとしてすでにFUJINON UA80×9とFUJINON UA22x8を発売しているが、今回FUJINON UA107×8.4やFUJINON UA13×4.5、FUJINON UA80×9 1.2x EXTを発表したことで、UHD対応レンズのラインナップが拡充された。なお、これらのレンズは4Kを超える解像力(2/3型4Kセンサー・2.5μmピッチ以上を解像する性能を持つ)と高コントラスト、高ダイナミックレンジの高性能ズームレンズでとなっており、今後、同社はこれらの高性能レンズを「4K Plus Premier(4Kプラスプレミア)」シリーズとして発売するという。ちなみに、昨年発売したFUJINON UA80×9とFUJINON UA22x8は、 4K Premierシリーズとして発売していたが、今回それらを含め「4K Plus Premier」シリーズとしてラインアップされるという。
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XK6x20は4Kカメラに対応し、20mmから120mmの焦点距離をカバーし、ズーム全域でT3.5の明るさを実現したシネマカメラ用ズームレンズ
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4K対応の放送用ズームレンズとして世界最高107倍ズームを実現したFUJINON UA107×8.4
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広角4.5mmからの撮影が可能な4Kカメラ対応の高性能放送用ワイドズームレンズFUJINON UA13×4.5
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昨年発売したFUJINON UA80×9に1.2倍エクステンダーを搭載することで望遠側の焦点距離864mmを実現した高倍率ズームレンズFUJINON UA80×9 1.2x EXT
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8K対応3倍ズームレンズFUJINON SK3×12-SM。12-36mmT3.1のPLマウントレンズ(参考出品)
また、同社は、PLマウントズームレンズにも力を入れており、すでにHK 4K Plus Premierシリーズとして、HK3.1×14.5、HK4.7×18、HK7.5×24、HK5.3×75が、ZK 4K Premier CabrioシリーズとしてZK2.5×14、ZK4.7×19、ZK3.5×85、ZK12x25を発売しているが、今回PLマウントズームレンズXK6x20が加わった。
HKシリーズは劇場用映画撮影に対応したフラッグシップモデルとなっており、ZKシリーズは放送や番組制作に適した設計となっている。なお、XK6x20を含め、これらPLマウントシリーズは色味が統一して設計されており、複数のレンズを併用する際に必要なカラーグレーディングを簡略化することができるとしている。
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