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2021年6月25に発売にGH5シリーズとしての3台目のラインナップとして、GH5 IIが発売された。歴代数々のパナソニックのカメラを使ってきた筆者にとってGHシリーズは中でも特別な存在である。「熱停止しない」「UIの優秀さ」「10bitに早くから対応していた」等の理由から、ショートフィルム、MV、ライブ撮影や自身のYouTubeチャンネルの撮影に至るまで、多くの映像をGHシリーズで撮影してきた。最近では筆者はフルサイズミラーレスのLUMIX Sシリーズを使用することが増えたが、今なおGH5Sの稼働率は高い。

それはマイクロフォーサーズがもたらす動画撮影における多くの利便性故だろう。GH5 IIはGH5に比べ分かりやすいアップデートから、細かすぎて伝わりにくいものまで実に多くの改良がなされているが、その進化について書いていきたいと思う。

GH5 IIとは?

GH5は今更説明不要なくらいミラーレス一眼動画撮影機材の代名詞だろう。GH5には初代(無印)GH5とGH5Sが存在する。そのGH5の名を冠する3台目のGH5がGH5 IIであるが、GH5 IIは画素数はGH5と同じ2033万画素(有効)を採用している。

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見た目はGH5Sとほぼ同じ。左:GH5S、右:GH5 II
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GH5 IIをGH5の後継と表現してしまうと少し語弊があるかもしれない。GHシリーズは動画性能でいつも他のカメラと一線を画す進化をしてきた。そういった考えに立つと、詳細は発表されていないが、おそらくGH6という存在がGH5の正統な後継機種の役割を担うのだと思う。

ではGH5 IIは一体何者なのかというと、価格を抑えつつもGH5を高度にブラッシュアップし、ライブ配信機能という飛び道具まで備えた今の時代のニーズに応えたGH5の派生機であり万能動画機という印象だ。

GH5 IIは動画機としてのシンボル的な無制限記録などの基本性能はそのままに、LUMIX Sシリーズで採用されている数々の新機能や強化されたAF、手ぶれ補正、優秀なUIを惜しげもなく詰め込んだ感がある。

また、GH5でLog撮影を行う際には別売のアップグレードソフトウェアキーが必要だったが、GH5 IIではプリインストールされたV-Log Lを即使用することが可能だ。

とにかくGH5 IIは、月並みな表現をするならコストパフォーマンスが非常に高いボディと言えよう。

GH5 IIがGH5と大きく異なる点

GH5 IIとGH5はセンサーの画素数やボディサイズ、デザインこそほぼ同じだが、かなりの部分でその性能は異なっている。GH5 IIの機能として筆者が特に惹かれた点をピックアップしてみたいと思う。

4K60P10bit記録

4K60Pでの記録はカラーサンプリングは4:2:0となるものの、10bitの内部収録が可能となった(4K30Pでは4:2:2の10bit内部収録が可能)。

GH5/GH5Sからのアップデートとして一番目に付くものが、この部分だと思う。GH5/GH5Sは4K60P撮影は可能であったが8bit階調に留まっていた。今回のGH5 IIではCinema 4Kを含めて10bit撮影が可能となっているため、4K60P撮影での階調が不足することはない。

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今回制作した作例の冒頭映像では4K60P 10bit素材も含めて、現実感がなくなるほど色を強調したグレーディングを行っている。作品としての良し悪しは別として、そのグレーディング耐性の高さを感じて頂けるかと思う。

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DaVinci Resolve Studio 17を使用してカラーグレーディングを実施
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グレーディングはDaVinci Resolve Studio 17を使用しているがLog素材からは想像できない程の変化がお分かりかと思う。

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Log素材
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Log素材純正LUTを適用したもの
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最終的な映像からの切り出し(10bitは大きくトーンを変更しても破綻しにくい)
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5.2K30P 10bit撮影が可能

GH5 IIの通常の動画記録としての最高解像度はCinema 4Kつまり4096×2160である。ちなみにアナモ撮影モードでは4992×3744(4:3)という高解像度データで収録することができる。ところが6Kフォト機能を使うと、このモードよりもさらに高解像度で動画撮影できることはマニアックなGH5ユーザーの間では知られていた事実である。

GH5ではアスペクト比を3:2に設定し6Kフォトで記録すると5.2K30P(5184×3456)のH.265記録が可能だが、その撮影モード時は8bit記録であり、V-Log Lのプロファイルも使えない仕様だった。6K/4Kフォトは任意のフレームを切り出す、あくまで静止画としての位置付けのため、こういった仕様は致し方なかったのかもしれない。

一方GH5 IIは5.2K30P 10bitで、しかもV-Log Lプロファイルでの撮影が可能になっている。

すこし裏技的な使い方なので、このモードで長時間撮影することはおすすめ出来ないのだが

  • モードダイヤルをMに設定(筆者の場合)
  • ドライブモードダイヤルを6Kフォトに設定
  • 画像縦横比を3:2に設定
  • 6K/4Kフォトの画像サイズ/連写速度を6K18Mに設定
  • 6K/4Kフォトの撮影方法を6K S/Sに設定

という設定を行えばクロップ耐性の高い3:2のアスペクト比で、グレーディング耐性の高い10bit Log撮影ができてしまう。6K S/Sに設定すればレリーズで撮影スタート、ストップとなるため、通常の動画と同じ感覚で撮影可能だ。

6Kフォトの機能を使った裏技的な動画撮影とはいえ、この方法では音声付きのH.265素材として収録可能になる。ただし音声のレベルメーターなどは機能しないのであくまで趣味の範囲での使用をおすすめする。

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解像度5184×3456の10bitデータが得られる
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あくまで筆者の感覚だが、ノイズリダクションを含む処理では、通常の4Kよりもこの高解像度データの方が相性が良く、ここぞという時に使える印象を持った。

4K60P 10bit外部収録時に内部同時記録が可能

GH5やGH5Sでは無理だったことの一つが、4K60P 10bit外部収録時での内部同時記録だ。内部で4K60P 10bit収録が可能になっただけでなく、GH5 IIでは外部収録をしながらSDカードに内部収録を同時に行うことが可能である。

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4K60P外部収録時の内部記録制限がなくなった(ATOMOS NINJA Vとの接続例)
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速くなったサムネイル表示

GH5/GH5Sは動画のプレイバック時のサムネイル表示が遅いというのが筆者がシリーズで感じていた不満点だった。特に10bit収録データのサムネイル表示が遅く、かなりのカットを撮影した後では素材を選択するまでの時間が結構かかっていた。

今回はサムネイル表示がかなり速くなっており、サクサクと素材の確認をすることができる。

撮影済みの写真を撮影画面に重ねて表示するオーバーレイ表示

これはSDカード内に保存している画像を構図設定の際に透過して表示する機能である。動画撮影モードではこの機能は機能しないが、構図を決める場合にスチルモードに設定しオーバーレイ表示を確認後、動画モードに変更し撮影を始めるという使い方は問題なくできる。

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オーバーレイ表示時の状況
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例えば定期的にスタジオ撮影する際、同じ構図を常に保ちたいが、カメラを固定の場所に設置できない場合、SDカードにいつもの構図設定用の画像を保存しておくことで再現よく構図を設定することができる。

他にも定点観測的なタイムラプス撮影するなど、構図を再度、再現よく設定したい場合に非常に便利である。なお、透過度の設定はH/Lの2つのレベルで調整可能となっている。

撮影画面に焦点距離や距離指標が表示可能

ズームレンズの場合、ズーム時に焦点距離をリアルタイムに表示してくれる機能が追加された。この機能はSシリーズでは搭載されているものの、GH5/GH5Sには未搭載のものである。撮影している焦点距離を決め打ちしたい場合には便利だ。これは先に述べたオーバーレイ表示を使った撮影と組み合わせて、過去の撮影画像が焦点距離を参照しつつ再現よく構図を決める場合などに便利である。なお、この機能は動画撮影時でも表示可能だ。

また、GH5 IIからはピント位置の距離指標が表示されるようになった。マニュアルフォーカスを使った場合、この距離指標がある点は便利である。

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焦点距離表示
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距離指標
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VFR撮影時のワンプッシュAF

これは筆者がずっと待ち望んでいた機能である。GH4以降のGHシリーズには任意にフレームレートを設定できるバリアブルフレームレート(VFR)機能が搭載されている。これは決めうちの120Pなどとは異なり(設定幅に限界はあるものの)フレームレートを任意に設定できる。

シャッタースピードを1/100に設定し、95fpsで撮影するといった自由度の高いスロー撮影ができるため、フリッカーに対処したスロー撮影にも有効である。よくある120P撮影のような決め打ちのフレームレート撮影とは根本的に異なる自由度の高さがVFRの魅力である。

ただし、この撮影の場合は従来機ではAF動作が全く行えないことに不満を感じていた。GH5/GH5Sではあらかじめピントをマニュアルで設定してから撮影を行う必要があった。撮影前にピントを決めるワンプッシュAFの撮影手法が使えなかったのだ。

GH5 IIでは撮影中の追従AFはVFR撮影では行えない制限はあるものの、REC前のワンプッシュAFが初めて可能になった。

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筆者が待ち望んていたVFRのワンプッシュAF動作
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手振れ補正の強化

もともとGH5では5段分の手振れ補正効果だったものが、GH5 IIでは6.5段分にまでその性能を引き上げられている。LUMIX GH5からそのボディ内手振れ補正の効きは非常に素晴らしく、多くの撮影で三脚が不要となるレベルのものだ。

後に紹介する作例でも多くの撮影で手持ち撮影を行っている。被写体までの距離に依存するところもあるが、中望遠までのフィックス撮影であれば、手ブレ補正ブーストとポスト処理によるスタビライザーを併用すれば三脚撮影と見分けが付かないレベルの撮影が行える。

マニュアルフォーカスレンズの様な駆動を実現するリニア駆動

リニア駆動はいわゆるマニュアルフォーカスレンズのようにピントリングの回転角とピント位置を一致させる機能である。いわゆるバイワイヤ化されたミラーレス一眼のレンズではピントリングを速く回せば少ない回転角でピント位置が移動し、ゆっくりピントリングを回せば大きな回転角が必要となる。これがノンリニア駆動である。

このノンリニア駆動では精度よくピントを合わせたいというニーズに応えた動作なのかもしれないが、フォローフォーカスを使用したマニュアルフォーカス操作に関しては弊害がある。特にフォローフォーカスを使ってピント位置を固定してピント位置を移動させたい場合においては、ノンリニアでは非常に都合が悪いのだ。

リニア駆動ではピントリングの回転角とピント位置が回転速度によらず一定になるため、フォローフォーカスを使用した場合でも再現よくピント位置を決めることが可能となる。

バイワイヤレンズであってもマニュアルフォーカスレンズの様な駆動を実現するのがこのリニア駆動である。このリニア駆動に対応したレンズは数が限られているもののぜひ積極的に使いたい機能である。

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筆者が一番リニア駆動を試したかったのがLEICA DG NOCTICRON 42.5mm F1.2なのだが、残念ながら今のところリニア駆動には未対応だ。ぜひとも対応を心待ちにしている。

ビューイングLUTの制限撤廃

好きなLUTをビューイングLUTとして使用することができる。好きなLUTをSDカードに保存し、カメラボディに読み込ませLUT適用後のイメージを確認しながら撮影ができる機能はGH5から搭載されていた。ところがGH5/GH5Sに関してはこのLUTの文字数に8文字までという制約があり、例えばメーカーが公開しているVaricam LUTライブラリをカメラに読み込ませたいとしてもリネームの必要性があった。

VariCamLUTライブラリ

GH5 IIではexFATのSDカードで読み込ませる場合、最大255文字までのロングファイルネームに対応しており、リネーム作業が不要となった。なお読み込みができるのは.vlt形式になっている。

なお、一度読み込みを行ったLUTに関しては本体内にコピーされるため一度読み込ませればSDカード内にデータを保持しておく必要はない。非常に小さな仕様変更ではあるが、こういった細かなアップデートもされている。

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ロングファイルネームに対応したためリネームが不要となった
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電源周りとバッテリーを強化

GH5/GH5SではUSB経由での給電および充電を行うことができなかったが、GH5 IIではUSB PDによる給電、充電が可能となっている。特に長時間撮影をウリにしているGHシリーズではこの機能は必須だと思う。

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ボディでの充電・給電が可能になった点は非常に便利(Anker PowerCore Fusion 10000の接続例)
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バッテリーは、GH5/GH5Sで採用されている「DMW-BLF19」よりも容量が大きい「DMW-BLK22」を付属。このバッテリーはLUMIX S5と共通のものだ。

また、GH5/GH5Sに採用されていたDMW-BLF19も使うことができ、さらにはDMW-BLK22はGH5/GH5Sでも使用可能となっている。

GH5 IIの目玉。ライブ配信機能を試す

今回のGH5 IIの目玉機能ともいえるライブ配信機能についても触れておきたい。このライブ配信機能はGH5 IIを無線(Wi-Fi)で接続しYouTubeやFacebookなどの配信プラットフォームで手軽にライブ配信を行うものだ。

無線ライブ配信のやり方は2通りある。1つ目はスマートフォンのアプリLUMIX Syncを使う方法だ。

GH5 IIをスマートフォンをあらかじめBluetoothで接続し、LUMIX Syncの「ツール」から「ライブ配信」を選択し、配信したいアカウントを設定する。GH5 IIが接続するWi-Fiのアクセスポイントや画質などの設定をアプリ上で一通り行い、スマートフォン上から配信のトリガーをかける。これだけの設定カメラがWi-Fiのアクセスポイントに接続し、ストリーミングを開始する。

もう一つの方法はLUMIX Network Setting Softwareというメーカー純正のPCアプリを使う方法だ。ここでは参考までにYouTubeでの配信を説明する。PC上のライブ配信の設定画面で各種設定(タイトルや公開範囲の指定など)を終えたらストリームキーとストリームURLをコピーしLUMIX Network Setting Softwareの設定箇所にペーストする。

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YouTubeの設定を右下のLUMIX Network Setting Softwareにペーストする
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あとはこのソフトを介して設定データをSDカードに書き出す。

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出力先がSDカードとなる
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書き出したSDカードをGH5 IIに挿し、カメラ側の設定で「Wi-Fi」から「ストリーミング設定」、「配信先の保存/読み込み」から読み込みを行う。さらに「ストリーミング機能」をONに設定する。

あとはカメラ側でGH5 IIをインターネット接続できるWi-Fi環境に接続した上でRECボタンを押せばそのままライブ配信が行える。このPCからの設定をSDカードに保存しておけば、いつでも何度でもライブ配信を開始することが可能である。

あっけないほど簡単にライブ配信ができてしまうこの機能は、これからのトレンドになる可能性を秘めていると思う。

現在GH5 IIが対応する最大の解像度はFHDであり比較的ビットレートの低い映像までしか配信に対応していない。とはいえ筆者が自宅のWi-Fiアクセスポイントに接続して配信したFHD 6Mbpsは想像していたよりも画質が良く、ライブ配信として十分使える画質だと感じた。とにかくRECボタンを押すだけで配信できるのは画期的だと思う。

その他ににも背面液晶が高輝度なものに変更されていたり、カスタムダイヤルが一つ増えていたり、REC中の赤枠表示、ライブ配信中の青枠表示ができるようになっているなど、非常に多くの部分で改良が加えられている。見た目はGH5やGH5Sとほぼ同じなのだが、実際に使ってみると別のカメラであることを認識させられる。

画質に対するインプレと作例

画質に関するインプレを述べる前に作例を紹介したいと思う。

作例のカラーグレーディングは全てのカットでDaVinci Resolve Studioにて行った。4K映像はいずれも10bit階調で、ほとんどはV-Log Lのプロファイルで撮影している。

ダイナミックレンジ

GH5 IIのダイナミックレンジについての感想を記載しておきたいと思う。

ダイナミックレンジ自体はV-Log Lで撮影する上においては差がないという印象を受けた。ハイライト側は概ねフルサイズのS1Hに比べて2段弱程度クリップポイントが低いといった印象である。とはいえ突然ハイライト側がバッサリとクリップするような不自然な画にはならない。Logを使った際のハイライトのロールオフ特性は美しさは他のLUMIXと同様だという印象を受けた。

高感度耐性に関する感想

マイクロフォーサーズの動画特化機として名高いGH5Sを普段使っている筆者であるが、さすがに高感度領域のS/Nに関してはGH5Sには及ばない。特にISO6400が「使える画質」で撮影できるGH5Sに比べ、GH5 IIが美しく撮れる限界点はGH5Sの1~2段下であると思う。

では、ISO6400の領域をいつでも使うかというと筆者はISO3200までの撮影がほとんどである。そもそもマイクロフォーサーズでは明るい単焦点レンズのラインナップが豊富であり、それらを安価に揃えることが可能だからだ。暗ければレンズの明るさをカバーした撮り方が気軽にできるため、ほとんどの撮影はISO3200までで行うことが可能なのだ。GH5 IIではISO1600あたりでノイズは増え始めるものの、ノイズの粒子が細かいためノイズリダクション処理を行なったとしてもディテールを大きく損なうことはない。そのためISO2500までの撮影においてはGH5Sのクリップを同じ映像内で混在させたとしても違和感がない。

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また、センササイズの小ささを生かしてレフ機用の大口径望遠レンズにレデューサーレンズを併用すれば35mm換算560mmF2と言う通常は考えられない撮影も行えるのがマイクロフォーサーズのメリットの一つだ。

まとめ

GH5 IIの利点の一つは冒頭に書いた4K60P 10bitの内部収録が可能になった点であることは言うまでもないだろう。GH5/GH5Sでは外部収録de 10bit撮影が可能だが、マイクロフォーサーズというコンパクトなシステムを活かした撮影を行うのであればやはり内部収録で10bit収録ができる利点は大きい。

さらにGH5Sに比べると画素数が多い点は高感度を必要としない撮影ではメリットが大きい。PIX by PIX(従来のEXテレコン)画角にすれば、あと少し寄りたいというニーズに応えてくれる。少々焦点距離が不足してもボディだけで対応できるのだ。

これは動画特化型の低画素数のボディでは出来ないメリットと考えることができる。

思えば、このカメラはかなりYouTuberなどにお勧めという触れ込みで各種メディアでは扱われていると思うが、映像作品を撮る上で多くの要件を満たしていると思う。このカメラはYouTubeだけで使うにはもったいないと思うのは筆者だけではないはずだ。

SUMIZOON
2011年よりサラリーマンの傍ら風景、人物、MV、レビュー動画等ジャンルを問わず映像制作を行う。機材メーカーへの映像提供、レビュー執筆等。現在YouTube「STUDIO SUMIZOON」チャンネル登録者は1万人以上。Facebookグループ「一眼動画部」主宰「とあるビデオグラファーの備忘録的ブログ」更新中。


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