オーディオ業界は立体音響のミックスやマスタリングが話題だが、PRONEWSでは撮影に関連するマイクロホンやミキサーの最新製品を選択した。各社から登場が相次いでいるマイクロホンの新製品をチェックしよう。

01 オールインワン音響制作スタジオ「ロードキャスタープロ II」
銀一[#4505]

Inter BEEの歩き方Eコース説明画像

銀一は今年も「映像制作/放送関連機材部門」と「プロオーディオ部門」の2部門にブースを分けて出展。プロオーディオ部門は、RØDE Microphonesの「ロードキャスタープロII」や「NTH-100」、AATON DIGITALの「キャンターX3」を展示する。

注目は、コンテンツクリエイターのための音響制作ツール「ロードキャスタープロ II」だ。低ノイズ、高ゲインのREVOLUTIONプリアンプ(-131.5dBV EIN、76dBゲイン)やマイク、楽器、ラインレベル機器を接続可能な4つの高品質コンボ入力対応を特徴としている。

02 ショットガンマイクロホン「SGM-250H」
アツデン[#4504]

Inter BEEの歩き方Eコース説明画像
 

指向性マイクロホン250シリーズ(SGM-250、SGM-250CX、SGM-250MX、SGM-250H)を展示する。メイン展示はSGM-250Hだ。全長250mmファンタム電源駆動の超指向性ショットガンマイクロホンで、鋭い指向性を実現させるための長い干渉管の設計、ECMユニットもSGM-250で使用されるものを基に改良を加えている。コンパクトマイクアダプター「MC-1」の後継モデルの参考展示も予定している。

03 デジタルミキサー「TASCAM Sonicview」
タスカム/ティアック[#4402]

Inter BEEの歩き方Eコース説明画像

デジタルミキサーソリューションに特化した展示を行う。2022年5月に発表したデジタルミキサーTASCAM Sonicview 24、TASCAM Sonicview 16、入出力拡張用のDanteステージボックス「SB-16D」、オプションカードやオプションなどを展示する。

TASCAM Sonicview 24とTASCAM Sonicview 16は、96kHz動作、マルチカラータッチスクリーン搭載の次世代のデジタルミキサー。TASCAMのノウハウと技術を用いて新規開発された高性能Class 1 HDIAマイクプリアンプ、54bit float FPGAミキシングエンジンによる超低レイテンシーを実現した音質とスペックを特徴としている。VIEWインターフェースをコンセプトとした複数のカラータッチスクリーンによる直観的な操作性に加え、自由にアサインできる7レイヤーのカスタムフェーダーやDante I/O、USB I/O、GPIOなどの多彩なI/Oの標準装備を特徴としている。

04 オンカメラショットガンマイクロホン「MKE 400-II」
ゼンハイザージャパン[#4104]

Inter BEEの歩き方Eコース説明画像

ワイヤレスマイクやモニターイヤホン、モニターヘッドホン、ガンマイク、オンカメラマイクを出展。同社ブース注目は、2022年1月27日発売のガンマイク/オンカメラマイク「MKE 400-II」だ。

MKE 400-IIは、コンパクトで指向性の強いオンカメラショットガンマイクロホンで、ビデオの音声を強化するために設計されている。MKE 400-IIは、MKE 200と同様に、ウィンドプロテクションとショックアブソーバーを内蔵しており、高品質の録音を実現するため機能を充実させている。

国内初お披露目として、ワイヤレスマイク「EW-DX Demo Rack 8U」や既製品をカスタマイズした「MD 435 S」の展示も予定している。