LEDライトは、めざましい技術発展を遂げているアクセサリーだ。しかも性能が高く、お手頃な価格であることから映像業界から大注目の存在である。ここではライティングメーカーや三脚メーカーを見て回れるコースを紹介する。

01 ペデスタル「Osprey」シリーズ
ヴィデンダム プロダクションソリューションズ[#8504]

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日本初出展となるVinten、Sachtlerブランドのペデスタル製品群「Osprey」、「Vario」シリーズ、Oconnorブランドをはじめとしたデジタルシネマに最適な三脚製品群、LED照明LitepanelsブランドのRGBライト「Gemini」シリーズ新製品を展示。LEDチューブライトのQuasar Science製品も初出展する。

「Osprey」シリーズは、Ospreyライト、Ospreyプラス、Ospreyプラス S、Ospreyエリート S、Ospreyスタジオ Sの5つのモデルで構成。可搬重量35kgのOspreyLiteモデルから最大80kgをサポートできる幅広いサポートを特徴としている。

02 ヘッドセット通信ソリューション「Solidcom C1」
Hollyland[#8112]

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今年のHollylandブースは、ワイヤレス映像伝送システム「Mars 4K」、送受信モニター「Mars M1」、ワイヤレスビデオ伝送システム「Cosmo C1」、ワイヤレスインターカムシステム「Solidcom C1」、スマートフォン用ワイヤレス送信機「Lark C1」を展示。注目製品は、Solidcom C1だ。9月のアップデートでHUBなしで最大8つのヘッドセットに対応するようになった。

10月27日発表のワイヤレスマイクLark C1の実機展示も注目だ。iPhone、Androidスマートフォン、DJI Action 2/3などのスマートデバイスやスポーツカメラでいつでもどこでも音を録音するのに最適なデバイスとしている。

03 RGBライト LEDスポットライト「Forza60C」
NANLITE&NANLUX[#7310]

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800W大光量LEDライトの「Forza 720」シリーズ、手のひらサイズの小型RGB LAC LEDスタジオライト「Forza 60C」、プロからアマまで人気でコストパフォーマンスの高い「FS」シリーズ(FS-300BやFS-60Bなど)など2022年の新商品を展示する。注目製品は70WバイカラーLEDライト「FS-60B」で、0.85kgと軽量ながら2700Kから6500Kまでの幅広い色温度に対応。3万円を切る定価の実現もポイントとしている。

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04 三脚システム「HS-150C/MC」
平和精機工業[#7204]

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エントリークラスの「TH-X」から150mm径の「QD」シリーズまで三脚システムをフルラインナップで展示する。また、三脚以外にも60cm四方に収まるペデスタル「P110S Compact」やジブアーム「JB40 KIT」など、普段はなかなか試すことのできない機材の展示も予定している。

見どころは、「HS-150C」「HS-150MC」の初お披露目だ。ミラーレスのセットアップから完全バランスが取れる三脚システム「HS-150」「HS-150M」のカーボンモデルで、約20%の軽量化に成功。操作性と機動性の両立を特徴としている。実際にHSの他の機種と重さを比べてみたり、自身のカメラを載せる体験も可能だという。

05 大型LEDライト「LS 1200d Pro」
Aputure Imaging Industries[#6301]

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Aputure製品は、Aputure社とアガイ商事でブース出展。Aputure社からは、マルチカラーのCOB LED照明「LS 600c Pro」、ボーエンズマウント採用の中で最大光量の「LS 1200d Pro」、36セクションのピクセルマッピングが可能なマルチカラーLEDチューブ「MT Pro」を中心に展示。アガイ商事ブースでもAputure製品の一部の他、Fotodiox製LEDパネル「VR-2500ASVL」、カーブ型LEDパネル「W30」、KUPO社製各種スタンドやグリップを展示する。

注目製品は、大型LED照明「LS 1200d Pro」だ。Aputure製品中最大出力を誇り、ボーエンズマウントを採用した照明機材の中でも最大出力を誇る。ライトドームシリーズやランタンといったAputure製ライトシェイパーや DoPチョイスやキミーラなどの他社製アクセサリーも使用可能としている。

06 27型カラーマネージメント液晶モニター「ColorEdge CG2700」シリーズ
EIZO[#6202]

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2022年新発売のHDRに対応した27型制作用モニター「ColorEdge CG2700X」、「ColorEdge CG2700S」を初展示する。CG2700Xは4K UHD(3840×2160)解像度、CG2700SはWQHD(2560×1440)解像度を持ち、両機種ともにHDR(PQ/HLG方式)ガンマや映像制作専用のカラーモード対応を特徴とする。

また、キャリブレーションセンサーを内蔵し、高精度に表示調整ができ、再調整を自動で実施。USB Type-C接続で、MacBook ProをはじめとするハイエンドノートPCに90W以上の給電も可能。有線LANポートも搭載しているので、ドッキングステーションの代わりに活用可能としている。