映像の要となるカメラやレンズを巡るコース。今や主流となりつつある35mmフルサイズセンサーカメラと、それを活かす様々なレンズが目白押し。
01 ニコン(#5305)
ミラーレスカメラ「Z 8」
ニコンが展開する新モデルは、フラッグシップ「Z 9」の高機能を小型・軽量ボディに凝縮。堅牢で信頼性が高く、風景、野鳥、飛行機、ウェディング、ポートレートなど多岐にわたるシーンに対応。映像クリエイターやフォトグラファーにとって、このカメラは機動力が高く、操作性と捕捉性能が優れており、最高の描写性能で新しい撮影体験をもたらす。
02 ブラックマジックデザイン(#6407)
シネマカメラ「Blackmagic Cinema Camera 6K」
35mmフルフレーム搭載ハンドヘルド6Kデジタルフィルムカメラ。48fpsまでの6K DCI(6048×3200)、60fpsまでの4K DCI(4096×2160)、フルHDは120fpsまでの収録が可能。Blackmagic Pocket Cinema Camera 6Kシリーズとほぼ同じ大きさで、片手でハンドリングが可能だ。
レンズマウントにはLマウントを採用。変換マウントを介して様々なレンズを装着することができる。また、このカメラでは記録メディアとしてCFexpressカードおよびUSB-C接続のSSDが使用可能となった。
03 ソニーマーケティング(#6116)
CineAltaカメラ「BURANO」
ソニーの新しいデジタルシネマカメラ「BURANO」は、VENICE 2に比べ33%軽量化され、8.6Kフルフレームイメージセンサーを搭載して高品質な映像を実現。先進の光学式ボディ内手ブレ補正と電子式可変NDフィルターを同時に持ち、PLマウントカメラとしては初のボディ内手ブレ補正を採用。ファストハイブリッドAFとAIによる被写体認識AFをサポートし、Eマウントレンズを使用時にはタッチフォーカスが可能。
04 富士フイルム(#2517)
放送用ズームレンズ「FUJINON HZK24-300mm」
新しい放送用ズームレンズ「FUJINON HZK24-300mm」は、2つの大型センサーに対応するデュアルフォーマット方式を採用し、シネマライクな映像表現と放送用レンズの操作性を両立する。特に、浅い被写界深度を活かした映像表現が実現する。小型・軽量設計により、スポーツやライブ中継などでの機動性が向上する。
焦点距離は24-300mmで、12.5倍ズームを持つ。全長270.5mm、重さ2.95kgのコンパクトなサイズで、放送用レンズとしての操作性も確保する。肩に担いでの撮影やステディカムを利用した手持ち撮影、クレーンを使用したハイアングル撮影もできる。
05 キヤノン/キヤノンマーケティングジャパン(#2308)
単焦点レンズ「PRIME Lens」シリーズ
キヤノンは新しく「RF PRIME」シリーズを展開。「EOS R5 C」や「EOS C70」などのカメラに、純正マウントアダプターを使わずに直接RF PRIMEレンズを装着可能となった。RF PRIMEシリーズは、EFマウントのPRIMEシリーズが持っていた機能を継承しつつ、動画撮影時のレンズ特性を考慮した新しい機能も追加。35mmフルサイズカメラに対応し、明るいT値や多枚数絞り羽根を持つことで、自然なボケ表現や低照度撮影が実現。
また、キヤノンのPRIMEレンズシリーズの共通設計を採用しており、レンズ交換や操作アクセサリーの使用が容易になっている。
06 シグマ(#2516)
「FF High Speed Prime Line」シリーズ
高いコストパフォーマンスを誇るSIGMAのシネレンズは、国内の連続ドラマでも使用事例が急増している。今年のSIGMAブースでは、このシネレンズに関するさまざまなデモ展示やレンズの性能を検査する投影、当社のエンジニアを含めたトークステージなどを企画している。