簡易スタジオ構築・動画配信機材からバーチャルスタジオまで、このコースはまさにスタジオ構築の宝石箱だ!
01 ヴィデンダムプロダクションソリューションズ(#3301)
簡易ペデスタル「Vinten Osprey」
Sachtler、Vinten、OConnor、Litepanelsの各種製品を展示中。Flowtechをはじめデジタルシネマ撮影に最適な三脚キット、コンパクトなスタジオで重宝するVintenブランドのペデスタル、フレームレートやシャッタースピードに左右されない完全フリッカーフリーのLED照明Litepanels Geminiシリーズなど、スタジオ設備を検討している方は必見。スクリーン・リーダーのサポートを有効にする。
02 パナソニック コネクト(株)(#4309)
映像制作ゾーン KAIROSコーナー
今年のInter BEEブースにおいて、パナソニック コネクトは「無限の表現力と業務効率化で新たなステージへ」というテーマの下、革新的な映像制作プラットフォーム「KAIROS」を展示する。
KAIROSは、ライブ中継・配信及び会場演出のプロセスを一新するITベースのプラットフォームであり、映像フォーマットやME数/KEY数の制約を受けることなく、GPUのパワーを活用して多様な映像ソースを自由自在に組み合わせることが可能である。これにより、複雑で高度な映像表現を低遅延で実現し、コンテンツの質と生産性の向上に寄与する。また、IP化によるネットワーク伝送とリモートオペレーションにも対応している。
さらに今回の展示では、KAIROSの第2世代となるKairos Core 200/2000シリーズが出展される。この新シリーズは、入出力数やMV数の増加、ストレージ容量や映像処理能力の大幅な向上を実現し、より多彩な映像表現を可能にしている。さらに、ネットワークリダンダンシーに対応し、運用時の安全性も向上している。加えて、新設計の4RUシャーシ、静音ファンによって静音性も向上している。
パナソニック コネクトのブースでは、KAIROSを始めとする最新のソリューションが展示されるほか、共創パートナーと連携した映像のデモンストレーションや、カメラシステムソリューション、サウンドソリューション、ライティングソリューションなど、表現力と業務効率化を支える様々な製品・サービスが紹介される。これにより、来場者はパナソニック コネクトが提供する「無限の表現力」と「業務効率化」を体感することができるだろう。
03 ローランド(#5503)
4KストリーミングAVミキサー「VR-400UHD」
「VR-400UHD」は、2基の7インチタッチモニターを装備し、デュアルモードで独立した映像操作が可能である。操作パネルは直感的で、映像の制御機能と音声ミキシング機能が配置されている。最大UHD/60pのHDMI入力は7系統で、4つの入力を使用して映像合成が行える。映像レイアウトの作成や編集は「シーン機能」を利用。
背面にはUHD/30fpsのライブ配信ができるUSB Type-C端子が設置されている。また、14チャンネルのオーディオミキサーが搭載され、高度な音声調整が可能である。
04 銀一(#5514)
RODE音響制作ツール「ロードキャスターデュオ」
ロードキャスタープロIIの機能を持ちつつ、コンパクトなサイズである。ライブ配信やポッドキャスト、音楽制作などのオーディオコンテンツ制作に適しており、高い音質と使いやすいインターフェースを持つ。コンパクトながらも、USB-C給電や様々なオーディオ機器との接続機能、Bluetooth通信機能などの多機能性を持っている。
また、RØDEの特定の送信機とのペアリングや、音声エフェクトの切り替えなどの機能も搭載している。REVOLUTIONプリアンプやAPHEXオーディオプロセッサの採用により、高品質な音声録音が可能である。そして、カスタマイズ機能を多数持ち、ユーザーのニーズに合わせて調整や保存が行える。このツールは、あらゆるオーディオコンテンツ制作において、効果的に使用できるものである。
05 ブラックマジックデザイン(#6407)
オールインワンソリューション「DaVinci Resolve 18.6」
「DaVinci Resolve 18.6」は、新機能だけで80項目ほどあるメジャーアップデート。Blackmagic Cameraのクラウドワークフローをサポートし、Blackmagic Cloudでプロジェクトライブラリを共有できるだけでなく、プロジェクトで使用するメディアもBlackmagic Cloudの新しいCloud Storageと自動的に同期させて共有できるようになった。
カットページとエディットページに関しては、テキストの外側ストロークがサポートされ、タイトルおよび字幕のルックをよりクリエイティブにコントロールが可能。また、字幕のフォントケースも変更可能になった。これにより、ドロップダウンメニューですべて大文字、すべて小文字、小型の大文字、タイトル大文字から選択して字幕を洗練させることができるようになった。
06 AJA/Vizrt/アスク・エムイー AV over IP/MIM(#3209)
ライブ番組制作・配信システム「TriCaster Mini GO」
ライブ配信者やコンテンツ制作者向けに、放送品質の映像制作ツールを提供するNDI・SRT対応の新製品が登場。小型の筐体に4チャンネルの入力(USBまたはNDIから選択)、2つのM/E(ミックスエフェクト)、HD解像度のミックス出力(NDI)といった機能を搭載している。また、隣接する「ナックイメージテクノロジー/アスク(#3208)」ではZero Density、stYpeなどのバーチャルスタジオソリューションも展示中。