映像制作のソリューションとして普及したクラウドとAV over IP。近年さらに進化を遂げた映像制作フローを肌で体感できるコースだ。

01 さくら映機(#5206)
スタンドアローン編集機「ALBA e Montaggio」

新型ノンリニア編集機「ALBA e Montaggio」は、AIを利用した高速かつ高精度の編集ソフトウェアを備え、効率的な編集を提供。また、AutoNetworkRender(ANR)テクノロジーを採用し、ネットワーク内の他の編集機と連携して高負荷なプロジェクトの編集を可能にし、タスクアロケーションで処理を最適化する。

共同編集「ライブコラボレーションエディット」もサポートし、複数の端末でリアルタイムに編集を共有。これにより、「ALBA e Montaggio」はAI技術とネットワーク連携を組み合わせて、効率的で高品質な編集作業を実現。

Inter BEE 2023では、制作プラットフォーム「ALBA e Tramonto」とスタンドアローン編集機「ALBA e Montaggio」を展示する。

02 Magewell(#4605)
Dante対応オーディオコンバーター「Pro Convert Audio DX」

Eコース:クラウド・AV over IP~進化を遂げた映像制作フローを肌で体感[Inter BEE 2023の歩き方]説明写真

Dante対応、マルチフォーマットIPオーディオコンバーター・キャプチャデバイス。ステレオ3.5mmアンバランス入力/出力、ステレオ4.4mmバランス入力/出力搭載(※4.4mm入出力は付属の専用ケーブル使用でXLRに変換可能)。8チャネル24ビットDanteストリームの受信およびエンコードに対応(マルチキャストまたはユニキャスト)。4チャネル16ビットSRT/NDIオーディオストリーム同時受信、4チャネル16ビットIcecast/SRT/NDIオーディオストリームをエンコード可能。

アナログまたはIPベースの入力チャンネルは、Webベースのユーザーインターフェースを介してアナログ、IPまたはUAC出力にルーティングおよびミキシング可能とまさに多機能な1台。

03 ジャパンマテリアル(#2402)
伝送機器「ConvertIP」シリーズ

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あらゆる環境でIP伝送への移行を可能にする、柔軟性の高いエンコーダー・デコーダーシリーズ。HDMI・SDI・HDBaseTの映像信号をSMPTE ST 2110・JPEG-XS・IPMX・Colibriなどに相互変換し、IPネットワーク経由で超低遅延にて送受信、また最大25Gbpsの接続をサポートし、SMPTE ST 2110を介した非圧縮4Kビデオの配信も可能。PoE+給電にも対応したファンレス設計のスマートな筐体に仕上がっている。

ブースでは放送事業向けSDI対応モデル(CIP-DSS)とPro AV向けHDMI対応モデル(CIP-DSH)の2台のConvertIPを使用し、SMPTE ST 2110とIPMXの映像伝送を実演予定。

04 ネットギアジャパン(#2303)
フルマネージドスイッチ「M4350シリーズ」

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「M4350」シリーズは、「M4250」シリーズの上位モデルとしてProAV向けに展開。1Gから25Gアップリンクや90W PoE++対応モデルを含む多様なラインナップが特徴。同シリーズは、シンプルなAV UIを搭載し、DanteやNDIなどの伝送方式に合わせて最適化した設定がGUI上で可能。これにより、専門的な知識がないユーザーでも簡単にAV over IPシステムを構築できる。

映像や音声をIPネットワークで伝送する「AV over IP」において、映像・音声・制御等のデータを1つのスイッチで共存させ、柔軟なシステムデザインや拡張性を実現し、全てのワークフローをIPネットワーク上で効率的に処理する。


「Inter BEEの歩き方2023」PDF版