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焦点工房ブースにおける話題の一つは、MonsterAdapter製のニコンFマウントレンズをニコンZマウントカメラで使用するための電子マウントアダプター「LA-FZ1」である。
MonsterAdapterは、中国深圳に拠点を置く製品開発会社であり、ソニーEマウントボディに対応したオートフォーカス電子アダプターで広く知られている。これまで、MonsterAdapterの製品は全てEマウントボディを軸に開発されてきたが、今回初めてZマウントボディに向けた製品を展開したのが「LA-FZ1」である。現在、発売まであと3、4ヶ月程度の段階にあり、プログラム調整に注力しているとのことである。
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「LA-FZ1」は、モーターを内蔵していない初期のAFニッコール(ボディ内AFモーター対応)をAFで使用可能にする。つまり、ニコンのFマウントボディ内モーターで駆動するオートフォーカスレンズを、Zマウントカメラでオートフォーカス化できるのである。
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ニコンからは純正のマウントアダプターFTZが発売されているが、Dタイプ等のレンズ内モーターを搭載していないAFレンズでは、AF機能が動作しなかった。「LA-FZ1」では、それが駆動可能になるのである。
さらに、画面の広い範囲で像面位相差AFが使用可能であり、「顔検出」「瞳AF」、ボディ内手ブレ補正機構にも対応するという。
注意点として、モーター内蔵のAF-P/AF-S/AF-Iニッコールにおいては、AFでの使用はできないとのことである。
これまでマニュアルで使用せざるを得なかったAFレンズが、オートフォーカスで復活する可能性が出てきた。発売が待ち遠しいアダプターである。
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