
Phottixは、LEDライトでお馴染みのブランド「Phottix」と、カメラフラッシュやアクセサリー、バッテリーを得意とするブランド「Photoolex」の2ブランドがコラボレーションした、新たなLEDライトシリーズを初展示した。

これまでのPhottixといえば、丸や四角の面光源をもつ柔らかくて明るいLED照明のブランドというイメージが強かった。それに対し、「Phottix x Photoolex」コラボモデルは、小型軽量、バッテリー内蔵を特徴としたシリーズとなっている。
Cマウントを採用したTheiaシリーズ
Theia Q40C/Theia Q100Cは、Cマウントを採用。従来のボウエンズマウントよりも小型化されており、昨今のミニマウント系の流行を取り入れている。このCマウントにより、リフレクター、ディフューザー、ソフトボックスといった搭載も可能となる予定だ。



Q40Cの特徴として、45Wの電源に接続することで、内蔵バッテリーを使わずにモバイルバッテリーやAC、USB充電器から電力を供給して使用できる。これにより、柔軟性が向上したといえる。
動画撮影など長時間使用の場合、バッテリー駆動だけでは不足するという要望が多い。そのような場合に、長時間に対応できる別バッテリーや別電源で供給できるようになったことが、この製品のセールスポイントの一つである。



パワフルなポケットライトHeliosシリーズ
Helios 2077は、ポケットタイプで手のひらサイズの光源を持つタイプの製品である。従来のPhottixシリーズのM200Rは、給電しながらの使用はバッテリー劣化のため推奨されていなかったが、Helios 2077ではPD充電しながらの使用が可能となった。


アウトドアにも対応するポケットライト「TOFU」シリーズ
撮影機材だけでなく、アウトドア用途も意識したデザインとなっている。「TOFU-LIGHT」と「TOFU-BRO」の2種類があり、「TOFU-BRO」にはディフューザーが装着可能で、まさに豆腐のようなデザインとなっている。





特徴としては、厚みはあるものの、その分バッテリーが搭載されており、TOFU-LIGHTの場合でフル発光200分間の連続使用が可能である。撮影だけでなく、テントのランタン代わりに吊り下げて使用することも想定されており、ストラップも付属している。
コンパクトさが魅力の新シリーズ小型ライト
どのモデルも小型で持ちやすく、従来の高輝度モデルとは対照的に、コンパクトさが追求されている。ミラーレスカメラの小型化や、小型ライトスタンドの需要増加といった傾向にあるが、この新シリーズの魅力は、そんな需要に対応したコンパクトにまとめられている点にあると言えそうだ。

