今回の日本の宮城沖の大規模地震に伴う大津波とによる災害の甚大さには大変驚かされています。

コロラドでは3月12日(土)の早朝の各TV放送チャンネルでのニュースで大きく伝えており、その後に気仙沼のこれに伴う大火災の発生や大津波が町を飲み込む様子などのビデオを交えた報道を行って、時を追ってその甚大さが被害数字の報告で分かって来ました。

コロラドの地元新聞Denver Post紙では3月13日(日)の紙面でその1面トップに救急活動の様子を示す大きな写真とともに東京電力の福島第1原子力発電所の3号機での破損事故の様子を緊急事態として報じています。

早速デンバーにある日系人会ではデンバーの日本総領事館と連絡を取って日本の知人の安否の確認をとる方法について詳しい公的機関へのコンタクト方法などを記したe-mailを会員に送付しています。

何とも広範囲に及ぶ今回の甚大な災害で自然の力の脅威を改めて知らされましたが、まずは救援救助活動が迅速に進む事を祈っております。

アメリカでは夏時間に入りました

アメリカでは3月13日の日曜日から夏時間(Daylight Saving Time)に入りました。コロラドでは3月13日午前2時を期して時計の短針を1時間進めています。日本とコロラドの間の時差は、今迄16時間であったのが15時間となります。したがって、日本が朝の9時の時コロラドは前日の夕方の6時となっています。

ガソリン価格の高値が後押しをする自動車の低燃費規制

アメリカでは自動車の燃焼効率、いわゆる燃費の法律での規制が先に成立している法律によって2012年から実施されます。この規制では2012年から2016年にかけてその規制値が徐々に厳しくなる様に決められており、その各数値は次の様になっています。

乗用車 軽トラック トラック/乗用の混成車
2012年 33.3 25.4 29.7
2013年 34.2 26.0 30.5
2014年 34.9 26.6 31.3
2015年 36.2 27.5 32.6
2016年 37.8 28.8 34.1
数値の単位は(マイル/ガロン)

そして、こうした燃費向上の規制値の法律による規格はこうした乗用車や軽トラックのみでなく、今迄規制対象としては見送られていた大型のトレーラなどを牽引するトラックなどについても実施が始まります。

今のところ、

  • 大型トラックについては2018年迄に20%の排気ガス低減
  • トラクタートラックに付いては20%の排気ガス低減
  • 中型以上のHeavyDutyピックアップやバンについては
    ガソリンエンジンの場合 10%の低減
    デイゼルエンジンの場合 15%の低減
  • バス、ゴミ収集車、キャンピングカーの場合は10%の低減

などと義務付けられる事になっています。

アメリカでは輸入原油の高騰からそのガソリンの市場購入価格も高値止まりとなっており、また、地球温暖化の為のクリーンエネルギー政策の推進と言った世界で最もエネルギーを消費している国としての責任対処などの見地から、こうした法律による規制措置が過去実施されて来ましたが、いよいよその最終段階に近いフェイズに入って来たと思われます。

今回はこうした状況に関連する最近私の周辺に現れているニュースから以下にそのいくつかについて報告したいと思います。

アメリカでの電気自動車の状況について

昨年末に発売された電気自動車2モデルのニッサンLeafとシボレーVoltについて、それぞれのメーカーの公表資料から比較してみますと下記の様になっています。

ニッサンLeaf シボレーVolt
基本価格 32,780ドル 41,000ドル
動力源 電気 電気及び補助ガソリンエンジン
走行可能距離 1回の充電で100マイル(160km)。但し天候や走行条件により変化。 電気のみでは25~30マイル(40~48km)、補助ガソリンエンジンの使用で350マイル(560km)。
車体長 14’7″(4.445m) 14’9″(4.496m)
車体幅 5’9″(1.753m) 5’10″(1.778m)
トランク収納容積 12.2立方フィート 10.6立方フィート

これらの基本数値は今後の業界各社での電気自動車の新モデルについての、ある意味での業界標準となると思いますが、これらの公表値から、気になる1回の充電での走行可能距離については、ニッサンLeafでは、電気動力1本にしぼって現在の電池やモーターの最新技術を集結してまとめられた感じがしますが、シボレーVoltの方はガソリンの補助発電エンジンを積んでおり、近場を日常的に運転している場合は家で充電して電気モーターのみで使っていて、たまに長距離ドライブに出るときはガソリンエンジンの補助で走るという使い方をユーザーに期待している、といったそれぞれのコンセプトとなっています。

私の住んでいるAurora市では、早くも市が市民あてに発行している3月の広報に「電気自動車を購入したいと思ったら、貴方の家がその準備が出来ているかどうかをまずチェック!!!」という記事を載せています。

それによりますと、「Aurora市ではNational Electric Code(国の定める電気使用のルール)に新しく追加規定されているElectrical Vehicle Charging Systems(電気自動車用の充電装置規定)に基づいていることを採用しており、各家庭にニッサンLeafやシボレーVoltの様な電気自動車用の充電装置を備える場合の単純な設置許可と設置後の市の専任職員による検査とを要求しています。

そして、市民は市役所のPermit Centerでその場で直ぐに許可が得られて、検査は希望すればその翌日には行われます。」としています。

そして、今年の年末にデトロイトのビッグ3のもう1社のFord Motorsでは、その小型乗用車モデルのFocusの電気自動車版を顔見せして、2012年の初旬に出荷する計画ですが、Ford社とAV家電の全米チェーンストアのBestBuy店では協力してその電気自動車に充電を行う家庭用の装置の設置を行う事を発表しています。

このFord社の発表は冬がそろそろ終わろうとしているガソリン消費の最も低い時に生じているガソリン価格の記録的な高騰に合わせて行われていますが、消費者はこのガソリンの高値時にたしかに電気自動車やこうしたその充電装置の普及などには関心が集まりますが、一方で電気自動車自体はその価格が通常の自動車に比べてかなり高く、またその充電には何時間かが必要、そして1回の充電で走れる距離は制限される、といった乗り越えなくてはならない課題がひかえています。

一方、同社の会長であるWilliam Fordさんは最近行われたWall Street Journal紙の「ECOnomics Conference」の場で次の様に語っています。

「我々は現在迄の所まだどの技術が勝利を治めるか把握出来ていない。我々はいまだに水素自動車にも開発投資を行っているし、バイオ燃料についても同様である。そして1世紀前に私の曾祖父が製造したFord Model Tより以前の自動車の3分の1は電気自動車だったが、それらが無くなってしまったのは何処ででも充電出来る環境が出来なかったからで、現在の電気自動車も同様な課題を抱えている。そして、まだそうした何処ででも充電出来る環境の準備は約束されていない。」としています。

ガソリンスタンドが全米の道路のあらゆる所に設置されて来た歴史は石油のメジャーのガソリンビジネスへの取り組みの積極性に負う所が大ですが、大量の可燃物を扱い、また石油精製やタンカートラックによる長距離の輸送などを考えると電気の方は如何にも安全で容易そして低コストとなりそうな気がしますが、素人考えでしょうか?特に各家庭で行える様になるというのも魅力です。

したがって、最大の電気自動車の課題は充電時間にあり急速充電がどこまで可能となるか?という点にしぼられる様に感じます。

ところで、アメリカでは日本で言うガソリンスタンドの事をGas Stationと言っていますが、この様な電気自動車への充電所が町のあちこちへ出来てくると、日本ではそれらを「電気スタンド」と呼ぶ様になるのでしょうか?

カーディーラーが集まっているAurora市のHavana Street

私の住んでいるオローラ市の西端でデンバー市との境を南北に走っている大通りHavana Streetが在ります。このハバナ通りの南の端はCherry Creekを塞き止めて出来た大きな貯水池となっており、道路はこのCherry Creek ダムの手前で右へ大きく90度曲がってHampden Avenueと名前を変えて西へ向かいます。

写真のハバナ通りの前方に横一直線に見えているのが、Cherry Creekダムでその堰堤上部は道路となっていて車が走っています。 このダムの向こうは大きな貯水池でデンバー市の重要な水瓶です。

また、このハバナ通りがこの先で右へ曲がって行く場所の向こう側はJ.F. Kennedy Municipal Golf Courseという34ホールのゴルフ場となっていて、ゴルフレンジやミニゴルフも備えています。

そして、ゴルフコースとダムの間を国道ハイウエー225号線が走っています。

このハバナストリートをこの南の端から北へ向かって多くの自動車の販売店が集まっていますので順次以下に紹介します。


BMW of Denverのサインが出ているドイツのBMWの店

この店ではドイツのBMW社の自動車ではなくてオートバイの販売を行っています。水平対抗のエンジンに特長があるBMWのモーターバイクですが、コロラドはアメリカの中でもモーターバイクの売り上げが多い州で山岳ドライブを身体で直に風を切って走るファンが大勢居ます。

この店の右側には英国のSUV車でおなじみのLandroverの販売店およびその中古車を扱っている店が並んでいます。


乗用車のInfinityの販売店
日本のHondaの販売店

日本のAcuraと三菱の車を扱う販売店
Dodgeの車を扱う販売店

車のコロラドで最も大きな販売店Ed Bozarth店(1)
広い敷地に新車のショールームや中古車の展示場、そしてアメリカを代表するGM社のシボレーの多くの新車が野外展示されています。
Chevroletの販売店Ed Bozarth店(2)
右側の半分は新車のショールームと修理整備工場となっています。

日本のNissanの販売店
店の前に掲揚している星条旗はこのハバナ通りでも最も大きな旗となっています。
ドイツのVolksWargenの販売店

日本のSubaruとSuzukiそして韓国のKIAとHyundaiを扱っている販売店Shortline店
Shortline店のSuzuki車の販売店(右)とHyundai車の販売店(左)

中央の建物がスバルの販売を行うショールームとなっており、修理整備工場はこの建物の裏側に在ります。そして、左の2つの建物がスズキと現代の販売店で、KIAはハバナ通りを更に北へ行った所に別に持っています。

日本のスバル車は昔から全4輪駆動の乗用車でしたので冬期の降雪時や山岳ドライブでの実力を認められてコロラドでは現在でも根強い人気をもっています。

日本のToyota車の販売店Stevinson店(1)
このハバナ通りの各カーディーラーの中で最も規模の大きい販売とサービスを誇っている店です。
日本のToyota車の販売店Stevinson店(2)
店を少し左側から眺めてみました。店の前は広大な新車と中古車の展示場となっていて、店の建物には大きなショールームがありトヨタのいろいろな新車が展示されています。そして修理整備工場がその裏側に大きな規模で持っています。

Chrysler社のJeep車の販売店
コロラドは山岳地帯が広く未舗装の山岳ドライブの機会も多い事から特に若者向けにジープは昔から人気があります。
Havana StreetとAlameda Avenueの交差点に在る ChryslerのJeepの店の看板
交差点の歩道の端の看板の下に「Colorado Havana Street」の表示が出ています。

Shortline店のKIA車の販売店

建物の右半分の広い部分は修理整備工場となっていてSubaru、Suzuki、Hyundai、KIAなどのShortline店の全ての顧客の車のサービスを行っています。


特殊モーターの供給メーカーが電気自動車用のモーターで脚光を浴びる

デンバーから北に60マイル(100km)程行った所に在るハードデイスクドライブメーカーが集まっている事で知られるLongmontの町に最近電気自動車用の動力モーターの製造を目指すUQM Technologies社の製造工場がオープンして注目されています。

UQM社は以前はUnique Mobilityと言う社名で知られる軍用の車両やバスの特殊モーターやそのコントローラーなどのニッチマーケットの供給メーカーと知られていますが、その後現在の社名に代わり、創業以来43年となります。

今年の2月に同社の長い間の代表取締役を務めて来たWilliam Rankinさんが引退して新たに以前クライスラー社のCOO(Chief Operating Officer)を努めていたEric Rindenourさんが就任しています。

また、同社ではカリフォルニア州のSanta Monicaに在って近々5人乗りの電気乗用車の発売出荷を計画しているCoda Automotive社からその電気モーターの供給で10年の契約獲得に成功しています。

国道ハイウェー25号線を挟んでLongmontとは反対の東側に在る今迄の同社の工場のモーターの生産能力は年間5000台くらいでしたが、今回オープンした新工場の年間製造能力は一日1シフトで2万台で、2交代にして4万台となっています。

また、この新工場での従業員としては新たに76名程を計画していますが、その採用期日に付いては今の所不確定となっています。

同社の顧客の新型電気自動車はその市場での売れ行き次第でその成果が決まりますが、同社では現在のハイブリッド型の自動車の売れ行きや昨年末から市場に導入されているニッサンの全電気自動車Leafやシボレーのガソリンエンジン補助形式の電気自動車Voltなどのような大規模な生産に対応する電気モーターに育てる様狙っています。

デンバーの西のGoldenの町に在るNational Renewable Energy Laboratoriesの先端自動車部のプログラムマネジャーのTerry Penneyさんはこの新工場の開所のニュースを聞き「長期の需要と言う事での予想は難しいにしても、UQM社はこの分野では有利な立場を維持させるだろう。彼らは一夜にして出来上がった会社ではないから今や研究レベルから高生産能力の製造メーカーとしての地位を築き始める段階に入ったと言える。」とコメントしています。

電気自動車用の動力モーターとしては日本では明電舎などが有力なメーカーとなっている様ですが、このUQM社が今後そのマーケットの拡大に伴ってどのような市場競争力を付けて行くかが見ものと言えそうです。

このコロラドのUQM社の様に現在アメリカで電気自動車や自動車の排気ガス規制などに寄与していて、今後注目されている企業としては、

Tesla 電気自動車の開発製造メーカー
A123 高性能充電バッテリーの開発製造メーカー
Johnson Control バッテリーに付属して使用するエネルギーマネージメント装置の開発供給会社
Tenneco Automotive 排気制御装置のメーカー
Sensata Technologies 燃料の燃焼効率向上システムメーカー

などがあって、特に株式の取引市場では注目されていて人気を集めています。

電気飛行機の開発会社

排気ガス公害とガソリン価格の高値とから電気自動車の開発商品化が自動車業界では進んでいますが、デンバーの南のCentennial空港に本社を置くスタートアップのBye Energy社では現在電気動力による商用軽飛行機の実用化に向けて準備中で、デンバーの北のJefferson郡に在るRocky Mountain Metropolitan空港に作業所を設けて、この春実施予定の最初のテスト飛行に向けて作業を進めています。

機体の方は小型軽飛行機としてはアメリカでもっともポピュラーなCessna 172型Skayhawkをベースに使用し、これにガソリンエンジンの代わりに電気モーターを搭載して、燃料タンクの代わりに電気バッテリーを搭載すると言う物でプロトタイプ機が製作されています。

航空機関係の技術関係に長い間従事してきた同社の創業者で社長のGeorge Byeさんの話では、このBye Energy社は2010年2月に発足しましたが、以前より電気飛行機の実用化については彼の頭にありましたが、最近の電気自動車の進展状況から、そろそろ良いタイミングとなって来た、と思いスタートさせた、としています。

このBye Energy社ではBoeing社の子会社のJeppesen社やCessna社などの主要企業によって進めている電気飛行機の開発をテーマとする「Green Flight Project」のパートナーの一員となっています。

Byeさんは電気自動車の場合は既にもう10年以上も業界での研究開発が進めてられて来ており、この電気飛行機の場合はまだ始まったばかりであるが、カリフォルニア州の一社では既にこの電気飛行機の初のテスト飛行を行っており、その飛行時間は約2時間となっている、と語っており、特に電気飛行機の特長としては下記の様な点にその特長を見いだせるとしています。

最初のテスト機として使用するCessna 172型 Skyhawkの場合で見てみると、

  1. 空冷のピストンエンジンはその総重量が数百ポンドに及び電気モーターの場合は50ポンド程で、非常に軽量となる。 そして、ガソリンエンジンの占める容積には十分入る。
  2. 排出ガスによる環境汚染やCO2排出による地球温暖化対策としても理想的である。
  3. ガソリンエンジンに比べてその保守面で大幅な費用節減が期待出来、ユーザーにとって飛行機の維持費の低減となり、信頼性面でも高い。
  4. テスト機では最先端の充電式電池と主翼上面に配置する太陽光電池パネル、そして主翼の先端部には小型なプロペラとを装備して、飛行中に条件によって充電モードに切り替わる様になる。
    ちょうどトヨタのPriusがブレーキ動作時にモーターが発電機能に切り替わって充電動作に入る様になっているのと同様に飛行機を減速する時には充電モードに切り替える様になっている。

としていますが、特に各パーツの重量では自動車の場合がそうである様に充電型の電池の大きさとその重量とがもっともクリティカルな点となりそうであるが、基本的には、これから市場での競争激化が進んでくる電気自動車の開発競争のお陰で次々と優れた電池やモーターのキーパーツが潤沢に供給されてくるので、これらをうまく電気飛行機用として活用する技術が最も重要と言えそうです。

そして特に 3 の機体の保守面では飛行機の場合は一旦プロペラが停止してしまうと、あとはその飛行高度からの滑空に頼るしか無くなり、墜落、死亡、大事故といったことに繋がりますので、現在のガソリンエンジンの場合では非常に多額な費用をかけて経験と労力によって整備が行われていますが、これを信頼性を高めて軽減する事が出来れば最も強力なフィーチャーとなりそうです。

Bye Energy社では現在この春の最初のテスト飛行の実施を目指して作業中で、Rocky Mountain Metropolitan空港での屋外での電池とモーターそしてプロペラとを設置しての地上テストが連日繰り返されて、そのデータ収集が行われています。

このBye Energy社の場合は全くの典型的なベンチャー起業の代表例となりそうなケースですが、燃料の高騰、電気自動車での開発競争の激化などのこの推進を後押しする条件が出て来ている事から、特に注目される今後の同社の様子です。

あとがき

全米のハイブリッドカーの2010年に於ける売上げ総台数は乗用車およびトラックの新車全売上台数の2.5%を占めており、2010年はトヨタ車での大量リコール問題の影響で前年に比べて6%低下しました。

また、アメリカ全体で274,763台のハイブリッドカーが販売されて、その内の約半分をトヨタのPriusが占めています。早くもこのトヨタのPriusはその発売から10年が経過しました。

ハイブリッドカーの2010年の全米での売上げ台数のトップ10モデルは、

1位 トヨタ Prius 140,928台
2位 ホンダ Insight 20,926台
3位 フォード Fusion 20,816台
4位 トヨタ Lexas RX45h 15,113台
5位 トヨタ Camry 14,587台
6位 フォード Escape 11,182台
7位 トヨタ Lexas HS250h 10,663台
8位 トヨタ Highlander 7,456台
9位 ホンダ Civic 7,336台
10位 ニッサン Altima 6,710台

となっています。

そして、10位迄の全体の内の半分の5モデルがトヨタ製のハイブリッドカーとなっています。ハイブリッドカーの分野ではトヨタの一人勝ちに近い成績の2010年となった事が分かります。

ところで、コロラドのカーディーラーの団体であるColorado Automobile Dealers Associationが最近発表した今年1月の新車の売上げ総台数は、9325台で昨年の2010年1月が8596台であったので、8.5%のアップとなっています。 少し経済、景気が持ち直して来ている兆候でしょうか?

一方、中古車の購入登録数は昨年と比較して4.5%下がったとしています。

WRITER PROFILE

萩原正喜

萩原正喜

米国コロラド州から、米国のデジタル放送事情からコロラドの日常まで多岐に渡るコラムをお届けします。