- クリスマス12月25日の朝の我が家の裏庭
- 11月23日から24日にかけて降った雪が積もった我が家の裏庭の様子です。ブルースプルスの木はここへ引っ越して来た時に私の背丈程の高さの苗木を植えたのですが、それから早くも14年の月日が経過して、大きく育ちました。木の下の方の枝は植木ばさみで時々刈り込んでいますが、上の方は今まで手を入れていません。間もなく電線やケーブルのラインに接触しそうなので高いはしごを使って枝落としをしなくてはなりません。昨年夏にはリスがこの木の上段に巣を造って住んでいましたが、冬になってからは見かけていません。
コロラドのデンバー地区での今回のクリスマスは12月23日から24日にかけてまとまった降雪があり、我が家の周辺ではちょうど1 foot(30cm)程の積雪となってホワイトクリスマスを迎えました。
気温の方は明け方の最低気温が華氏零度(摂氏零下17.8度)まで下がりましたが、全体的にはあまり低くなく湿った重い雪でしたが、この冬始めてエンジン付きの小型除雪機を出して始動させ家の前の道路端の歩道やガレージ前のドライブウェイの除雪に汗を流しました。
- クリスマス12月25日の朝の我が家の表側
- 11月23日から24日にかけて降った雪が積もった我が家の通りに面した表側の様子です。風で屋根に積もっていた雪が飛ばされてこちら側へ積もりかなりの量の積雪となりました。今回は気温はそれほど下がらなかったので湿った重い雪となりました。
その後年末にかけては12月29日及び30日はアメリカでの経済不調の2011年の鬱憤を振り払うかの様にコロラド州の各地では異常な程の強風が吹き荒れる天候となり、特にコロラド州を南北に縦断している国道ハイウェイ25号線の北はずれのワイオミング州との州境に近い地区では走行中の大型貨物トレーラーが強い横風を受けて2台続けて横転して中央分離帯側へ横倒しとなり、それに後続のもう1台のトレーラーが横転するという大型トレーラー3台が将棋倒しとなる大事故となりました。
この日のNational Weather Serviceでのこの地区に近い風速計測によると最大瞬間風速は時速102マイル(時速164km)を記録しており、一日中時速60マイル(時速96.5km)近い強風が続いていましたので、この事故の他にロッキー山脈越えの国道ハイウェイ70号線のLoveland峠付近では強風に煽られた乗用車が道路脇に飛び出して横転し屋根が下向きとなって大破し、運転していた人が亡くなるという大事故となった他、コロラドの各地で強風による車の横転事故や強風によって吹き飛ばされた木の大きな枝が乗用車のフロントガラスを突き破って運転者が重傷となる、などの事故が多く発生しています。
一方、昨年の12月中の降雨、降雪によるコロラド州内の降水量は例年に比べて65%から70%と異常に低くなっており、昨年はロッキー山脈中や東山麓の平野部での豊富な降雨、降雪に恵まれて、特に平野部での農産物の収穫が大豊作で、アメリカ中東部での大水害や暴風雨による農業への被害が大きかった事による農産物の市場取引価格の高騰がコロラドの農家に大きな収入を取得させる1年となりましたが、それに比べて今年2012年の乾燥気候が今から心配の種となっており、特に夏の水不足が不安視されています。
いよいよ2012年が明けて新年がスタートしていますが、今年は今迄の長いアメリカ経済の不調をはね除けて希望に満ちた明るいニュースに溢れる年となって欲しいと思います。
新築の中学校が今年始めから開校
日本では考えられない事と思われますが、現在デンバーを始めとするコロラドの特にロッキー山脈の東山麓に展開する各都市では主としてメキシコ系のヒスパニックの人達が移民として先に多く住みついてそれぞれの町の人口を押し上げて来ました。そしてそれらの人達の今度は子供達がさらにいっそうの人口増加を加速させています。
これらのヒスパニックの人達はアメリカへ移住しても英語で話そうとしない人達が多く、さらに次世代を担うその子供達も英語で話す事に熱心でなく、アメリカの初等教育の最重要課題としてこれらのヒスパニック系の子供達への英語教育が挙げられています。
私が住んでいる周辺はAurora Hillsと呼ばれている地区で、デンバーで働く人達のベッドタウンとして都市計画に基づいて今から46年前の1966年に開発された場所ですが、上下水道、ガス、電気、そして電話、ケーブルTV、そして住宅地内を走る道路、その街路樹など非常に良く整備された環境となっています。
このオローラヒルズの地区内には18ホールのパブリックゴルフ場Aurora Hills Golf Courseがあり、また、小学校2校と中学校1校とがあります。
その小学校のうちの1校Virginia Court小学校は私の娘2人が通学、卒業した学校ですが、最近その校長先生と会った時に聞いた事としては、この小学校が今やヒスパニック系の生徒が殆どとなって白人の生徒は非常に少なくなってしまい、入学式時には英語で式進行をするとともにスペイン語を話す先生が通訳となって行っている、と言っていました。
また、併せてこの小学校の生徒数も急激な増加をして来ているため、教室数が不足となってきて、昨年の春先から校舎の拡張新設工事が行われて、現在完成しこの新年からの利用が始まっています。
中学校はAurora Hills Middle Schoolという学校があって、私の娘2人もこの学校の卒業生ですが、小学校と同様にヒスパニック系の生徒数比率の増加と総生徒数の増加はその対応の早急な実施が必要となっています。
Aurora Hills中学校は1972年に竣工して使用されてきた中学校ですが、その建物は当時とすれば「モダンな先端デザイン」と言う事だったと思われますが、校舎の外形は殆ど曲線で構成されていて窓が全く無く、また、内部のそれぞれの教室についても扉などでの仕切りが全くなくて部屋の壁面も曲線で構成されています。
こうした校舎のデザインについては「一日中潜水艦の中に居る様だ。」と言われ評判が良くなく、特に冬の暖房や夏の冷房はセントラルエアーコントロールとなっており、2年前の夏に夏季特別教室を開催している時にこのエアコンが故障して使用不能となった時にはクラスの方も継続不能となってしまいました。
我が家の近くにあるAurora Hills 中学校の今迄使われていた校舎の正面入り口
Aurora Hills中学校の今迄使われていた正面玄関入り口側の東側から見た校舎の様子です。建物全体はこうした曲面の外観となっていて窓が全く有りません。
内部の教室も各教室の仕切りも曲線的になっていて、通常の教室の様に四角形の部分が有りません。右の側壁に記されている「International Baccalaureate World School」とその青色の「ib」マークが目立ちます。各教室や図書室は2階に相当する部分に配置されていて、1階部分の中央は広い全体集会などのためのホールになっています。
コロラドの学年システムでは小学校が5年、中学校が3年、高校が4年となっていて(5-3-4制)、このAurora Hills中学校には3学年の生徒達が学んでいます。
アメリカでの学年システムは主として東部の各州は6-3-3制を採用しており、西部の各州では5-3-4制をとっている州が多く、州毎に大きく分けて2つのシステムが採用されています。
日本の学校システムが太平洋戦争後に6-3-3制に変わったのは当時のマッカーサー総司令部(G.H.Q.)の指令により実施されたのですが、多分その時のG.H.Q.の教育担当責任者がアメリカの東部地区から派遣された人だった為ではないかと思われます。
また、この中学の校舎の地下には25ヤードの競泳温水プールがあって、冬でも泳げる様になっていましたが、開校してから間もなく男子生徒の一人が水死状態で発見されて大問題となり、それ以降このプールは閉鎖となって使われていません。
こうした現行の校舎への悪い評判とともに、急増する生徒数の増加を吸収する為に急遽2008年11月10日のElection Dayでの住民投票に新しく校舎を新設する案件が計られ、その結果、現行の校舎を廃棄して新しい校舎を建設する事が決定し、このAurora Hills中学の敷地内にある広い運動グラウンドへ新規の校舎の建設工事が開始されました。
新校舎は昨年クリスマス前に完成し、その後の学校の休みの期間に教室の引っ越しが行われて、いよいよ待望の新校舎での授業スタートが2012年1月9日から切られます。
現在、市当局も州政府も経済不調から来る租税収入の減少に困っており、年次予算でも今迄それに手を付けるのはタブーとされていた教育関係予算も大幅カットが行われている、といった環境の中にあって今回の新校舎建設費用総額2400万ドルの捻出を行った決断を与えた市民に対して、市の教育関係者や同校の教職員、そして、この新校舎で勉学出来る最大定員1000名迄の生徒達は新校舎に設備された自然光が差し込む260ヵ所の窓に感謝してしっかり勉強して欲しい、との校長先生の開校式でのアナウンスが行われます。
特にヒスパニック系の生徒達は英語の勉強については積極的な学ぶ姿勢が必要とされています。
ところで、この後旧校舎の方は取り壊されて平地状態に戻した後、2012年の7月中には新たな運動場として、多分今度はかなり整備されたサッカー場を含む施設が完成して、特にヒスパニック系の生徒達に人気のある体育活動が行われる様になる予定です。
なお、このAurora Hills中学校はオローラ市での強化教育プログラムとして世界各国で取り組まれているIB(International Baccalaureate) Programの指定校にもなっており、小学校ではWheeling Elementary School、高校ではHinkley High Schoolの3校の一つとして IB特別クラスを設けているので生徒達の挑戦を期待している、としています。
- Aurora Hills 中学校の新築成った校舎の入り口の表示
- 先方に見えるのが今回完成し年明けから開校される新校舎です。新校舎への出入口の道は東側に在ってSouth Uvalda Streetから入ります。その入り口に設けられたAurora Hills Middle Schoolの表示サインボードで大きな電光表示板が着いていて現在の時刻や気温などの文字表示が出来る様になっています。
- Aurora Hills 中学校の新校舎を裏側から見た様子
- 新校舎の敷地の西側はSouth Troy Streetに面しており、今迄この新築校舎の部分は広大なグラウンドで野球やサッカー、そして陸上競技のコースなどの運動場になっていました。旧校舎はこの右側に在りますが、やがて取り壊されて新たな運動場がその校舎跡地に造られます。
- Aurora Hills 中学校の新校舎の建設工事を請け負った会社の看板
- 「コロラドの将来を建設するJHL Constructors社」といった感じでしょうか。地元のデンバー地区に本社を持つ地元建設会社が請負って建設されました。今回の工事全体の予算はかなり厳しい緊縮予算だったのですが、見積もり当時からアメリカ経済の不調が激しくなって、お陰で工事の実費用が低減した事から何とか予算以内に織り込む事が出来ました。
- Aurora Hills 中学校の新築に賛同してくれた人達への感謝を示す表示板
- 「緊縮財政の中、住民投票でAurora Hills 中学校の新築計画に賛成票を投じて頂き有り難う。お陰で現在Aurora Hills中学の将来に繋がる建設工事が進行しています。」といった表示となっています。
自動車用ガソリンの価格が安価なコロラド州
コロラド州はその州内から天然ガスや原油と言う形での産出が行われているだけでなく、早くより北のカナダのCalgaryとアメリカ/カナダ国境の間で産出するオイルシェルを原料とする石油の長大な油送パイプラインをデンバーまで設置しており、その石油から採取するガソリンの精製設備もデンバー地区に設けて、一大消費地域となっている事、さらに近年ではエタノール混合のE-80ガソリンの販売に付いても積極的に取り組んでいる、などの理由から町のスタンドで購入するガソリンの一般市販価格については、全米平均価格に比べて常に低価格となっています。
全米でのガソリン平均販売価格の統計数字については、全米のガソリンスタンドをその調査対象として網羅している AAA(American Automobile Association)の発表が通常使われていますが、昨年の12月下旬でガソリン価格が1ガロン3ドルを切るかどうか、とウロウロしていた頃のAAAの調査平均価格についてその比較数字を見てみますと、
レギュラー無鉛1ガロン当たりの平均価格
今日の価格 | 1週間前の価格 | 1ヶ月前の価格 | 1年前の価格 | |
デンバー地区 | $3.05 | $3.12 | $3.32 | $2.70 |
コロラド州 | $3.10 | $3.18 | $3.38 | $3.76 |
全米 | $3.22 | $3.25 | $3.33 | $3.01 |
- 新年に入ってガソリンの価格が1ガロン当たり3ドルを暫くぶりで割りました
- 高値安定となってしまっていたコロラドでのガソリン(レギュラー無鉛)の価格が年末より徐々に下がり始めて新年に入って1ガロン当たり3ドルを暫くぶりで割りました。私の家の近くのMississippi AvenueとPeoria Streetの交差点にあるシェルのガソリンスタンドで1ガロン当たり「$2.999」の価格表示をした1月1日の夜の様子。
一時は1ガロン当たり4ドルを越すと言う状況も見られましたが、昨年末よりこうしたガソリンの購入価格が順次低下して来て、2012年に変わって元日の夜からは遂にレギュラー無鉛1ガロン当たり3ドルを切る価格での販売が始まりました。
今回の価格低下の理由としてイランやイラクでの原油供給の停止という事態が生じましたが、サウジアラビアが原油の増産を行う、と言う発表があって、その後OPECからも増産の報告が為されたのが大きく作用していると思われますが、アメリカのみならずヨーロッパ、そして日本などの長い間の経済不調がガソリン消費を低迷させて来ていると言う事や、何と行ってもガソリンの最大消費国のアメリカでの消費量が下がって来ている、という傾向がはっきりして来た、と言う事が強く作用していると言えそうです。
日常的に多くのガソリンを消費しているアメリカ人にとって年始めのガソリン価格が1ガロン当たり3ドルを割ったと言う事は大変有り難い事ですが、今年通年の価格推移がどうなるか? 注目したいと思います。
以前のデンバー空港(Stapleton Airport)跡地の開拓が進み、そしてその管制塔が残った
現在のデンバー国際空港が開港する以前は、もう少しデンバーの町に寄った国道ハイウェイ70号線沿いの場所にあったStapleton空港がその主役を担っていました。
アメリカの航空業界の発展に伴ってそのステイプルトン空港はアメリカ西部地区の交通拠点としての重要な役を担って来ましたが、空港ビルの拡張、新設、そして新滑走路の追加新設などを行って対応して来ましたが、航空業界の進化に追いつかず、増える発着便数の増加の処理対応が困難となって来た事から、新たにより余裕をもった最新鋭の現在のデンバー国際空港が建設され、ステイプルトン空港が行っていた航空業務の全体が新しいデンバー空港へと移動されました。
そして、新たなデンバー国際空港はアメリカでの商用空港では現在でも最も新しい空港として利用されています。
- 以前デンバー空港だったStapleton空港跡地の造成建設が進んでポツンと残された管制塔
- 懸案項目としてその処置をどうするかが今年の課題となっている以前のStapleton空港で活躍したコントロールタワーです。このタワー自身と隣接する管制塔の付属建物だった3階建てのビルをどうするか? について今年一杯で方向付けをする事になっています。何かこれはと思える有効な活用方法の名案はないでしょうか?
その後、この空港跡地の処置についてはデンバー市に専門委員会が結成されて、その傘下に非営利会社のStapleton Development Corp. と土地開発会社の Forest City 社とが活動して跡地利用の原案として広大な住宅地域、商店街地域、運輸倉庫などの流通地域そして公園、レクリエーション地域などと機能を区分した新たな町の設計図が提供され、それに基づいて建設作業が行われて来ました。
現在ではその計画の殆どが達成され新たなデンバーの町の一部としての機能を果たす様になって来ています。
ここへ来て、それまで懸案として工事作業から除かれて来ていたステイプルトン空港が使用していた管制塔のタワー及びその付属ビルディングの処置についていよいよ決めなくてはならないタイミングとなりました。
なにしろ「町中にある管制塔」と言う事でこれ迄にもいろいろな方面からその活用に付いてのいろいろな意見が委員会に寄せられていますが、
- 眺めの良いレストラン
- ステイプルトン空港の歴史を展示する博物館
- Zip Line(ロープに滑車をかけて吊り下がって下るスポーツ)やタワー壁面にくぼみを付けて登るCliming Wallなどの設備を持つ若者センター
などを含めていろいろなアイデアが出されています。
先にStapleton Development Corp. が出資して、このタワーの安全性面から破損、倒壊などの危険を防止するにはどのくらいの維持補修費用が必要となるかについての調査が行われております。
そし Forest City社ではその調査結果に基づきそれらの費用の実現性などについて検討を進めて来ており、今年の1月末にはその結果報告が行えるとしています。
デンバー市では委員会を今年は年末まで継続して開いてその管制塔を利用するか、解体するか、など処置について市民の声も集めて検討し決定したいとしています。
あとがき
デンバー国際空港と外国の主要空港とを結ぶ直行便の開設については、陸続きのカナダの主要都市、メキシコの主要リゾートタウンなどを結ぶ便は早くより運行されていますが、その他ではイギリスのロンドン、ドイツのフランクフルトを結ぶ直行便が毎日運行しているだけで、特に空港の開港以来の悲願とも言われているアジアの主要都市との直行便の開設が待たれていますが、世界的な長期にわたる経済不調からいまだに実現していません。
そんな中にあって昨年末にデンバー市およびアイスランド航空社よりデンバー国際空港とアイスランドの町Reykjavik、そしてAkureyriとを結ぶ直行便の運行開始が報告されて、今年の5月11日にその最初の便が飛び、その後毎日往復各1便の運行が始まる事になりました。
Iceland Air(アイスランド航空)はあまり馴染みの無い航空会社名ですが、ヨーロッパの北の外れにあるアイスランドとヨーロッパの各主要都市とを結んでいる航空便の運行をしていますが、それらの都市としては下記の様な町があります。
イギリス | London、Glasgow、Manchester |
フランス | Paris |
オランダ | Amsterdam |
ドイツ | Frankfurt、Munich、Hamburg |
ベルギー | Brussel |
イタリア | Milan |
スペイン | Madrid、Barcelona、Alicante |
スウェーデン | Stockholm、Gothenburg |
デンマーク | Copenhagen、Billund |
フィンランド | Helsinki |
ノルウェー | Oslo、Bergen、Stavanger、Thondheim |
このアイスランド航空では昨年のコロラドの地元新聞Denver Post紙にアイスランドへの直行便が5月11日から飛ぶと言う広告を何回も載せていますが、その内容からすると、デンバー/Reykjavik間を今回の開設される便でつないで、このReykjavikをハブとしてヨーロッパの既に同社が飛んでいる各主要都市へ接続便で行ける、というサービスを展開しようとしている様子で、新聞の広告にも「Stopover in Iceland at no additional airfare.」と記載されています。
現在アメリカとヨーロッパの各主要都市とを結ぶ航空便はアメリカ東海岸への便が大変ポピュラーですが、アメリカ中西部の人達にとっては一度これらの東海岸の空港で乗り継いでヨーロッパへと言う事になっていますが、このアイスランド航空の便が毎日デンバー/アイスランド間を結んでいる事になると、航空運賃の面やアイスランドという物珍しさで意外と繁盛する事になるかもしれません。
今年も一昨年11月の市長選挙でデンバー市長となったMichael Hancock氏を団長とする日本のANA(全日空)へのデンバー/成田間の直行便開設推進のデレゲーションが編成されて日本へ訪問する事になっていますが、長い間待たされたボーイング787 Dreamlinerの実機納入やその商用ベースでの運行が始まっていますので、「いよいよ次はデンバーへの番だ!」ということでデンバー空港の今年一番の期待がかかっていますが、どうなるでしょうか?
私は日本へ行くのに通常シアトル又はサンフランシスコで乗り継いで成田へ行きますが、デンバー/成田間の直行便が開設されれば飛行時間および乗り継ぎの時間で大幅に短縮されるので、たいへん歓迎で期待している一人ですが、今年このニュースが聞ける事を願っています。