焦点工房は、展示会「PRONEWS SUMMIT 2025」において、七工匠のフルサイズ対応シネマレンズ「INFNITEシリーズ」を展示し、多くの来場者の注目を集めていた。これは、スーパー35対応のシネマレンズとして高い評価を得ていた「HOPEシリーズ」の兄弟継に位置づけられる。

新製品のINFINITEシリーズは、16mmから135mmまでをカバーする7本のレンズ(16/24/35/50/85/105/135mm)で構成される。カラーはブラックとホワイトの2色展開で、希望小売価格は1本15万円台から18万円台に設定されており、フルサイズ対応シネマレンズとしては手頃な価格を実現している。
描写性能においては、HOPEシリーズから受け継いだ高い解像感に加え、さらなる改善が施されている。特定の個性を強く主張するよりも、全体的なバランスの良さを重視した設計であり、シネマレンズ入門者からプロフェッショナルまで、幅広い層の要求に応える製品といえる。


マウントはPLマウントとキヤノンEFマウントの2種類を採用しているが、各種マウントアダプターを介することで、多くのミラーレスカメラでも使用可能であり、撮影システムの柔軟性を高めている。

また、現在の市場ではDULENSの「Triassicシリーズ」もフルサイズ対応と高いコストパフォーマンスで注目を集めている。INFINITEシリーズが自然で素直な描写を特徴とするのに対し、Triassicシリーズはアポクロマート設計による独特の「味」がある描写が魅力である。これにより、映像クリエイターは表現の目的に応じてレンズを選択できる幅が広がっている。
相次ぐ高性能かつ低価格なシネマレンズの登場は、映像制作の現場に大きな変革をもたらし、クリエイターの表現の可能性を大きく押し広げることになりそうだ。