NABで披露されたキヤノンの新しいCINE-SERVOレンズ「CN30×40」。同製品は、ワイルドライフ撮影などで高い評価を得ていた「CN20×50(50-1000mm)」の流れを汲む発展モデルである。最大の進化ポイントは、焦点距離が40mmから1200mmへと大幅に拡張された点だ。これほどの広角化と高倍率化を実現しながら、前モデルと同等レベルのサイズ・重量を維持している。
マウントはRFマウントとPLマウントの2種類を用意。レンズ本体の刷新に合わせ、ドライブユニットも最新世代へとアップデートされた。新ユニットにはフォーカスブリージング補正機能が新たに搭載されたほか、USB Type-Cポートを装備している。
このポートを通じてUSB PD(USB Power Delivery)による外部給電を行うことで、サーボズームの速度を向上させることが可能だ。通常、ズーム全域(ワイド端〜テレ端)の駆動に約1.5秒を要するところ、約1.0秒まで短縮できる。このスピード向上は、一瞬の動きを逃せないスポーツ中継などの現場において大きなメリットとなる。
さらにRFマウント版では、キヤノン独自のデュアルピクセルCMOS AFやフォーカスガイドに対応している。