Canon U.S.A., Inc.は今年のNABにおいて、最新のソリューション「マルチカメラオーケストレーション」を展示した。
このシステムは、2台の俯瞰カメラ、1台のメインカメラ、そして2台のサブカメラという、計5台のリモートパンチルトカメラ(PTZカメラ)で構成されている。1人のオペレーターがメインカメラを操作するだけで、他のサブカメラがその動きに自動で連動する。
実際のデモンストレーションでは、メインカメラの被写体(人物)を切り替えると、サブカメラも即座に自動追従し、別アングルから同じ構図で捉え直す様子が確認できた。この連動はパンやチルトだけでなく、ズームイン・ズームアウトにも対応しており、常にマルチアングルでの整合性を保ちながら撮影が継続される。
従来、このようなマルチアングル撮影を実現するには、各カメラに専任のオペレーターを配置する必要があった。しかし、このマルチカメラオーケストレーションを導入することで、1人のオペレーターだけで高品質なマルチアングル制作が可能となる。省人化とクオリティの両立を実現する。