カシオ計算機はアウトドアユースに適したカメラEX-FR100や2月24日に発表されたEX-ZR3100や、最大1000fpsのハイスピードムービーが撮影可能なコンパクトデジタルカメラEX-100など、特徴あるEXILIMのラインアップ、Android OS搭載のスマートウォッチWSD-F10とEX-FR100との連携など「撮る」「見る」「シェアする」をテーマにブースを展開。
今回は特にEX-FR100を全面にだしており、キャンピングカーをブース内に持込みアウトドアでの様々な活用をアピールしており、こうした展開のためブースのかなりのスペースを割いていた。また、新製品ZR3100などZRシリーズを使っての日常生活のビジュアルコミュニケーションの楽しみを体験できるコーナーやEX-100による高速度撮影、スマートウォッチWSD-F10でカメラのシャッターをコントロールするなど同社のカメラを中心に様々なシーンでの活用を提案していた。
ブース内にキャンピングカーを持込アウトドアシーンに最適なアウトドアレコーダーEX-FR100をアピール
EX-FR100はカメラ部分とモニターコントローラー部分が分離するセパレートタイプのカメラ。2つは独立しているため電源の充電は個別に行う必要がある
EX-FR100はカメラ部分とモニターコントローラー部分が分離する構造になっており、カメラの映像確認はワイヤレスでモニターコントローラー側で確認できるようになっているほか、防水仕様になっているので、雨や水辺、水中での撮影も可能。アウトドアでのあらゆるシーンで自分撮りやアクションカメラ的な使い方できる。リングライトや水中ハウジングなどのアクセサリーも用意されており、オールラウンドでの活用が可能だ。同社は腕時計ではGショック(1983年発売以来現在でもラインナップが続いている)、デジタルカメラではQV-10(1994年に発売した世界初のカラー液晶モニターを搭載した一般向けデジタルカメラでデジタルカメラの草分け的存在)からのながれもあり、時計とカメラの連携は必然だったのかもしれない。
合体すると普通のコンパクトデジタルカメラのように扱うこともできる。この状態でもワイヤレスで接続されており、電気的な接続はない。記録はミニSDカードに静止画JPEG、動画はH.264で記録される
カメラ部分にはレコーダー機能も内蔵しているので、この状態でもファインダーがないだけで撮影可能。Blutooth接続でスマホでモニターすることもできる。レンズは35mmフィルム換算で16mm、1/2.3型の1020画素のセンサーを装備している
IPX8、IPX6相当の防水防塵性能を有しており、水深1.5mの水中で60分間の連続使用が可能。ブースに仮設された池で実際に水中撮影のデモを行っていた
LEDリングライトや水深20mまで対応可能な水中ハウジングなどのオプションも用意されている
スマートウォッチWSD-F10はEX-FR100と連携するアプリを搭載しており、シャッターを切ったり画像の伝送が可能
WSD-F10は5気圧防水性能やGPSによるルート情報、ナビガイド、気圧グラフ、位置情報のほか、最新型のXバンドMP気象レーダーからのリアルタイムの雨量情報から、現在地付近の雨の様子が一目で分かる新感覚のお天気アプリを搭載
1秒間に最大1000コマというハイスピードムービー撮影に対応しているほか、最大で60コマ/秒の高速連写が可能(30コマ枚なら12Mサイズで撮影可能)なEX-100F。EX-100PROは無線LANでカメラとカメラを同期させ、タブレットでリモート操作することができ、多視点からハイスピードムービーや高速連写画像を撮影できる
カシオ計算機ブース 360°全天球動画
RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)