また始まる映像の祭典
今年も映像関係者には見逃せない「Inter BEE 2016」の季節がやってきた。今年は11月16日より3日間、例年通り幕張メッセで開催される。今年は、増床されHall2~8が会場となる。映像に関わる人間にとっては、1年に1度のお祭りだ。もちろんPRONEWSは今年もInter BEEを盛り上げるべく、会期中の3日間は、余すところなくレポートしていくので期待してもらいたい(詳しくは特設サイトを!)。
今年のPRONEWSでのテーマは、UP↑。2016年現在を切り取りとると映像を取り巻く環境は複雑だ。 映像制作方法も、視聴環境もそれぞれ多様性を極めている。ただ我々はその時代の方法を選択し、進むしかない。そのために少し未来を見つめて行くのが最善方法ではないかと定め、今年のテーマとした。
そこで今回も、目的に合わせたブースをピックアップし、最小限の力で最大の効果が得られる最強のInter BEE 2016ガイドをお送りする。歩き方は5コースを用意。各コースにつき見逃せない約10ブースをピックアップ。限られた時間しか会場を見て回れないという人が2~3時間で回り切ることができるブース数を想定したラインナップだ。
今回の基本5コースを参考にしてもらえれば、もう今年のInter BEEを掌握したも同然。これでInter BEE 2016を全方位で捉えられる。ブースや情報が正式確定後、スマートフォンやタブレットでも使用可能なPDF版オリジナルマップも開催直前に公開するので楽しみにしてほしい。もちろん会期中は幕張メッセ内にて配布予定だ。
Inter BEE主催者側も、臨機応変に時代の波をキャッチアップするように映像業界のトレンドも大きく変わろうとしている。新しい試みが見られる52回目のInter BEEに期待だ。
- Aコース:プロダクション最前線 〜4K/8KからHDRなど最先端テクノロジー Aコースは、4K/8KなどやHDR映像、特にライブHDRなどを見据えた次世代放送へのアプローチに、最先端の技術トレンドをおさえつつ、実現に必要なモノはなにか?その問いへの回答を探訪出来るコース。
- Bコース:はじめてのInterBEE 〜初心者向け解説 Bコースは、InterBEEに初めて参加する人に楽しんでもらえるラインナップを取り揃えたコース。4Kや8Kといった最新の映像制作環境などを体験できるブースを中心に紹介。映像業界を俯瞰して見られるコース。
- Cコース:ネクストソリューション2015 〜これからの映像制作市場を担う新たな制作ツールを巡る Cコースは、新たな映像市場、世界が注目する新市場が見込まれる注目製品にフォーカス。これからのビジュアルコンテンツ制作、IPベースによる新たな放送技術や配信システムを支える新製品など、手近な最新技術をオールラウンドに見て回るコース。
- Dコース:映像の入り口「カメラ」を極める 〜多岐にわたるカメラの最新事情 Dコースは、新たな映像市場、世界が注目する新市場が見込まれる注目製品にフォーカス。これからのビジュアルコンテンツ制作、IPベースによる新たな放送技術や配信システムを支える新製品など、手近な最新技術をオールラウンドに見て回るコース。
- Eコース:特殊機材の世界 〜特別な機材達巡礼 Eコースは、高速度撮影などスローモーションやドローン空撮、ステディカムに代表されるカメラスタビライザーなど特殊機材を紹介して行くコーナーだ。一般のビデオの範疇からはみ出そうな特殊なものを中心に取り上げてみたい。