LiveUブース360°全天球動画
RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)
LiveUブースレポート
中継・取材、ライブスポーツなどに最適なワイヤレスモバイル中継装置とのフィールドユニットの新製品「LU600」や、手のひらサイズの小型軽量モデル「LU200」、ラックマウントタイプの「LU710」など、運用形態に合わせた製品を出展した。
今回新製品として披露したLU600は、最大20Mbpsまでのビットレートで80Mbpsの高速ファイル伝送を実現しており、データブリッジモードによる複数回線を使用したインターネット接続により100Mbpsに対応。伝送映像の遅延は0.5秒と低遅延を実現しているほか、H.265(HEVC)およびH.265(HEVC)のコーデックに対応することもできる。ライブ映像をワイヤレスで伝送するほか、内蔵のストレージに収録したり、SDメモリースロットのメモリーに収録することも可能。また、16GB内蔵メモリーストレージを備えており、記録した画像データーを送信することができるので、回線が使用できない場所で収録し、回線が使える状態になってから送信できる。入力はHD-SDIとHDMIに対応。
LU600は起動時間30秒の高速起動
LU600による伝送デモ。パソコンやタブレット端末などネットに接続できる機器からリモート制御や管理ができる。電源は内蔵バッテリーで約4時間駆動可能だが、Vマウントアダプターにより外部電源の使用も可能
約500グラムの小型軽量モデルLU200も展示されていた。カメラにマウントしたり、ウエストベルトに取り付けて運用可能。最大6回線使用可能で、2枚のMicroSIM、Wi-Fi、有線LANが使用可能。更に、2台の4G/LTE対応のUSBデータ通信端末を使用できる。電源をONするだけの立ち上げと、ボタン式の操作、リモート操作ですぐに伝送が可能。
小型軽量モデルのフィールドユニットLU200
LU200eはLU200のローコストモデルで、LU200が最大6回線使用可能だがLU200eは最大4回線となっている
LU710は4K60p対応の通信衛星アップリンクで6つのLTEモデムを搭載可能。4系統のHD/SD-SDIとHDMI2.0のインターフェースを備えている