EIZOは、同社のカラーマネージメントモニターColorEdgeの最新ラインナップの出展および、デジタル写真をもっと楽しむためのモニターソリューションを披露した。
新発売としては24.1型ベーシックモデルColorEdge CS2410や、モニターと2月15日にバージョンアップされた写真プリントが簡単に色合わせできるソフトウェアQuick Color Matchのほか、参考出品としてUSB Type-CによりノートPCに給電できるモニターなどを展示。
すでに恒例となっているモニターと写真プリントが簡単に色合わせできるソフトウェアQuick Color Matchの体験コーナーでは昨年に引き続き来場者がお気に入りの写真データをUSBもしくはメモリーカードで持ち込みQuick Color Match色合わせを体験し、その場でエプソンおよびキヤノンの高品位プリンターで出力し、完成プリントを持ち帰りできるコナーが人気となっていた。
USB Type-CによりノートPCに給電できる開発中の製品を参考出展。USB-PD(USB Power Delivery)による60W給電に対応したColorEdgeブランドの27型ディスプレイで表示性能はCG2730およびCS2730相当となっている
参考出展のノートPC給電モニターはMacbookとケーブル一本で接続されており、ディスプレイからのUSB-PD給電でMacbookを駆動させつつ、MacbookからはDisplayPort入力による表示を行なっていた。インターフェイスはDVIやDisplayPortのほか、HDMIやモニターコントロール用USB-Bアップストリーム、USB-Aダウンストリームx2個搭載
ColorEdge CS2410は写真やイラストなどの制作に最適なColorEdgeのベーシックモデルで、sRGB色域を100%カバーしているほか、ColorEdgeを調整する専用ソフトウェアColorNavigatorとオプションのセンサーにより簡単にキャリブレーションを行うことができる
新発売となる24.1型ベーシックモデルColorEdge CS2410を初展示。ColorEdgeならではの優れた表示性能を踏襲したsRGB対応の新製品
FlexScan EV2785はUSB Type-CケーブルでUSB Type-C対応ノートPCに接続すると、映像の表示、音声の再生、USB信号の伝送、ノートPCへの給電が可能
フォトレタッチコーナーでは、ColorEdgeモニターとWacom社のペンタブレットを組み合わせたレタッチ作業環境で正しく色調整されたモニター画面を確認しながら作業するフォトレタッチ環境を披露
CS2420は滑らかなグラデーション表現やムラのない均一な表示など優れた画質が特徴の一つとなっており色や明るさの画面ムラなど一般的なモニターとの比較を行っていた
モニターと写真プリントが簡単に色合わせできるソフトウェアQuick Color Match。昨年のバージョンアップでHahnemühle、SIHL、Teccoのファインアート紙22種類に新たに対応した。ColorEdge CS2420やCS2730とエプソンおよびキヤノンの高品位プリンターでモニター画面との色合わせを体験し、来場者がお気に入りの写真データをUSBもしくはメモリーカードでお持ち込むことでその場でプリントし、完成プリントが持ち帰りできる