txt・構成：編集部
ATENジャパンは、「第3回 映像伝送EXPO」に出展。目玉は、4K60P対応の新製品のビデオキャプチャ機能付きオーディオ/ビデオミキサー「Stream Live HD. UC9020」の展示だ。
UC9020は、HDビデオスイッチャー、ビデオストリーミングコンバーター、ビデオコンバーター、ビデオスプリッター、ビデオキャプチャーデバイスなどの必要な機能を1つのコンパクトにまとめたデバイスだ。
ATENアプリがインストールされたiPadとビデオ/オーディオソースとイーサネットを接続するだけでYoutubeライブやFacebookライブ、Twitchなどの一般的なサービスのライブストリーミングが可能になる。すべての機能を1つに統合することで、さまざまな器機を扱う手間が省けることを特徴としている。
UC9020には、画像レイアウトのモニタリング編集、PiPパラメータの設定のための直感的なアプリケーションを搭載されている。これらの機能により、PCやソフトウェアを不要としているのを実現している。
ライブ配信中でも編集画面に入れる
編集機能がUC9020の大きな特徴で、一般的なストリーミング配信の現場では、素材を事前に作り込んでおいて、それらを本体にアップロードして配信の際に使う。UC9020は、配信の途中でも間違いに気がついたり、演出を変更したい場合に、iPadで編集可能。
2つの映像入力があり、それぞれの映像入力を2分割で表示している状況。右上の方の部分のロゴは、レイヤーで付け足したもの
ATENジャパンは、これまでストリーミング配信機能搭載のマトリクススイッチャーを発売してきたが、ストリーミング用途だけで使いたいユーザーには手が届かない製品だった。UC9020は、個人でも購入できる16万円を実現。早速、配信業者やYouTuberから注目を浴びているとのことだ。
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