txt・構成:編集部
ガンスイは、今年も映像伝送EXPOに出展。ドイツLYNX Technikのスタンドアロンのプラグアンドプレイモジュール「yellobrik」シリーズと、汎用性の高いgreenMachineの2シリーズを展示。特に注目は、greenMachineのリアルタイムにフレームごとにHDRからSDRへ変換するソリューション「HDR Evie」の展示だ。
HDR Evieは、スポーツの生中継やニュース放送など、動きが予測不可能なコンテンツ向けのHDRからSDRへの変換が可能。市場には、HDRコンテンツ全体に「グローバル補正」を適用するツールがすでに発売されているが、プロダクションイベントやライブイベントで発生する輝度レベルの変化に自動的に適応するには、フレームごとの処理が必要となる。このフレームごとの処理は、ポストプロダクションのプロセスの中で行われるのが一般的であり、非リアルタイムで費用や時間がかかる。
greenMachineのHDR Evieは、リアルタイムかつフレームごとのHDRからSDRへの変換を自動的に行うことできる。この技術は、ドイツのHochschule RheinMain University of Applied Sciencesと協力をして長年の研究開発を経て、独自の技術と特許を取得して実現されてるとのこと。
価格は、HDRからSDRのリアルコンバーター機能がついたモデルで約200万円。
greenGUIというソフトを使ってコントロール。「Control」ではボルテージなどの設定が可能
ビデオアジャスト機能の設定
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