シネマクオリティの動画性能と高速・高画質な静止画性能を両立した8Kデジタルシネマカメラ「EOS R5 C」
CP+2022オンラインや、リアル展示会場で展示予定だった製品について、キヤノンの担当者に話を伺った。
――CP+2022の目玉製品(プロダクト/サービス/ソリューション)を教えてください
8Kデジタルシネマカメラ「EOS R5 C」です。
――主な特徴や、アピールポイントを教えてください
EOS R5 Cは、シネマカメラとしての映像撮影性能に、EOS R5譲りの高速・高画質な静止画性能を有した8Kデジタルシネマカメラです。1つのボディに、約4500万画素、秒間20コマ連写のスチールカメラと、8K RAW 60Pの動画撮影ができるシネマカメラが共存しており、この2つのカメラシステムをスイッチレバーひとつで切り替えて使い分けることができることが特長です。
36mm×24mmのフルサイズCMOSセンサーを搭載し、VIDEOモード時は「CINEMA EOS」のシステムとして、動作温度0~40℃の環境下でノンストップの記録を実現しています。8K60Pを12bitのCinema RAW Lightで、8K30PをMP4、4K120Pまでの記録をMP4もしくはXF-AVCで4:2:2 10bitでの記録を可能としています。
また、3つのBase ISOモードを搭載し、高感度撮影時においても低ノイズな映像を収録することができます。「RF5.2mm F2.8 L DUAL FISHEYE」を使用したVR撮影にも対応し、VR映像制作においても撮影の自由度をさらに広げます。
――どのような現場やシーンでの使用を推奨・想定していますか?
写真と動画、両方に高画質を求めるクリエイターの方や、スチール・ムービーで人員や機材のリソースを分けていた制作会社、8Kコンテンツ制作に取り組む放送局や制作技術会社など、個人から法人まで、クリエイティブにおけるさらなる自由化と効率化に寄与することができる、プロフェッショナル向けの映像制作機器となっております。