「広角」「標準」「中望遠」をカバーした富士フイルムXマウント対応レンズ「16mm F1.4 DC DN | Contemporary」「30mm F1.4 DC DN | Contemporary」「56mm F1.4 DC DN | Contemporary」

CP+2022オンラインや、リアル展示会場で展示予定だった製品についてSIGMAの担当者に話を伺った。

――CP+2022の目玉製品(プロダクト/サービス/ソリューション)を教えてください
富士フイルムXマウントに対応した交換レンズ3種類を2022年4月8日に発売いたします。APS-Cサイズのミラーレスカメラ専用レンズ「16mm F1.4 DC DN | Contemporary」「30mm F1.4 DC DN | Contemporary」「56mm F1.4 DC DN | Contemporary」です。

――主な特徴や、アピールポイントを教えてください
F1.4の大口径でありながらコンパクト化を実現し、高い光学性能を発揮する単焦点レンズです。すでに発売中のマウント(Lマウント、ソニー Eマウント、マイクロフォーサーズ、キヤノンEF-Mマウント用)でも人気のレンズです。

――どのような現場やシーンでの使用を推奨・想定していますか?
この3本で、「広角」「標準」「中望遠」という撮影の基本構成を成す焦点距離をカバーでき、3本の重量合計が980gと軽量・コンパクトなため、ワンマンオペレーションやジンバルに載せて使う撮影にも最適です。また、撮影機材の重量制限を圧迫しないため、シネ機材の押さえとして常備するのもおすすめです。

――製品の開発コンセプトを教えてください
Xシステムにおいても高性能・高品質・高品位のSIGMA製レンズをネイティブマウントで提供することです。

――企画・開発の際に苦労した・こだわったポイントなどを教えてください
Xマウント用交換レンズ専用にAF駆動や通信速度の最適化といった制御アルゴリズムを開発しました。高速AFの実現に加え、AF-C(コンティニュアスAF)にも対応しています。また、マウント部にはゴムのシーリングを施し、様々な環境での使用に配慮しました。