ARRI、OrbiterやSignature Zoomレンズシリーズを展示[NAB2022 Booth]

AMIRA Live

ARRIブース最大の注目株は「AMIRA Live」だ。ファイバーバックの放送用システムで、シネマティックな用途にも使えるように統合されている。

また放送用途に限らず、コンサートやシネマルックと放送ルックを融合させたような映像制作に多用されているという。

Orbiter

高輝度高演色性のLEDライト「Orbiterシステム」が展示されていた。Orbiterは複数の光学系を交換し、1台で多彩な照明演出ができるのが特長だ。

Orbiter用に開発した新しいアクセサリーも同時に展示。新しいドッキングリングシステムは、ラスターからラスターへの投影を利用し、レンズ光学系のソースを供給可能。同リングを使用すれば、新しいスペクトラ6色ライトエンジンを最大限活用できるとしている。

また、ミニドームと呼ばれる新しいドームは、クイックロックマウントを使用してソフトソースを得られるとのこと。これらのほかにも光学アクセサリーを接続して使用できる。

Signature Zoomレンズシリーズ

ラージフォーマット対応のハイエンドズームレンズシリーズ「Signature Zoom」レンズシリーズを展示。T2.8の65-300のレンズがあり、そのほか、4つのズームレンズをラインナップ。16mm-32㎜、24mm-75mm、45mm-135mm、そして、65mm-300mmを揃えていた。また、65mm-300mmと280mmのレンズで使用する1.7エクステンダーも披露。

多種展開されている同製品シリーズは、映画のようなルックの実現に最適だとしている。