アストロデザイン、LIVE×8Kワークフローを展示[NAB2022 Booth]

アストロデザインブースのテーマは「LIVE×8K」。カメラの小型化、映像のIP化、高精細映像技術の深化を追求したライブワークフローを展示。カメラ2台から8Kモニターに伝送して、映像の色合わせや遠隔地からのカメラの制御ができるシステムを披露した。

8Kカメラシステム

同社が開発した小型ヘッドの8Kカメラシステム「AB-4830」「AC-4829」を中核にしたライブでの8Kカメラシステムを展示。カメラ出力映像は、3D LUTを用いた色域・ダイナミックレンジ変換や8Kモニタでの表示のほか、非圧縮およびJPEG XSによるIP化を特長とする。

4K120pソリューション

8K60p/4K120pに対応したSDI-HDMIコンバーター最新機種のインターフェースアダプタ「IA-1566」、4K120p収録が可能なExpress Recorder「IR-7523」を展示。レコーダーはスロー再生やSMPTE ST 2110入力に対応し、撮影現場やIPワークフローにおいて幅広く活躍するという。

次世代計測器を紹介

HDMI2.1、12G-SDIインタフェースの信号出力及び入力信号の解析機能に対応した計測器「Universal Video Platform LS-8500」と同ポータブル機の「Universal Video Tester LC-8600」、ディスプレイの新しい色域表現手法であるGamut Rings(IEC、CIEの国際規格準拠)に対応した自動計測アプリケーション「SP-8870-CM」、測定デバイスをパネル紹介。また12G-SDIを含むSDI信号の音声モニタリングを行うオーディオモニター「AM-3825」を展示していた。