富士フイルムは、動画撮影体験コーナーでGFX100 IIの動画向けセットアップを展示。Premista、アナモフィックレンズ、Gマウントレンズの3パターンをセットアップし、実際に体験可能な状態で紹介を行っていた。
Type-Aは、ハイエンドシネマズームレンズ「Premista」を使った例だ。GFX100 IIの特徴の1つはPremistaモードの搭載で、Premistaとの組み合わせが可能。約4キロあるPremistaレンズを支えるセットアップは、「Tiltaのフルケージ」「15mmロッド2本を固定可能なベースプレート」「レンズサポートとBlackmagic URSA Mini用アクセサリに含まれるショルダーパッド」の組み合わせで実現していた。
Type-Bは、アナモフィックレンズと組み合わせた場合の例だ。レンズはDZOFILM PAVOシリーズの32mm PLマウントモデルが使われていた。PAVOシリーズはスーパー35対応レンズなので「対応もできる」といった紹介かもしれない。7インチのモニター兼外部レコーダーのSHOGUN ULTRAのアナモフィックデスクィーズ機能によって、正しい縦横比での映像の確認が可能になっていた。
Type-Cは、富士フイルムのGマウントレンズを使った例だ。シンプルだが、センサー幅をフルに使った動画撮影が可能だ。ATOMOSのSHOGUN ULTRAやBlackmagic DesignのVideo Assist 7インチ 12Gを使ってRAW撮影が可能。Vマウントバッテリーに対応するプレートを使用することで、長時間の撮影にも対応可能。音声関係は、ティアックのXLRマイクアダプター「CA-XLR2d-F」やショットガンマイクTM-200SGを搭載する。