ケンコー・トキナーは、スリックブランドの三脚新製品を多数出展。その中でも、その中でもひときわ目を引いたのが、2m越えの4段カーボン三脚「E84H II」だ。
2m超えのハイアングル三脚選びといえば、同社「E84 H」が筆頭候補だが、その後継機種が登場。雲台込みで2130gと更に軽くなり、全高2,290mmを実現。この高さで2kg台という三脚はなかなかないだろう。
カーボンのパイプサイズは28mm。このパイプサイズで2m超えの開発は困難だったが、それでも実現できたという。雲台は交換可能で、動画用に変更可能。段数は4段で、3段として使うと普通の三脚の高さになる。
ボタンを押しこんで開脚できるハライチロック式開脚機構を採用。軽い力で操作が可能で、操作性が向上している。
カメラネジの前後移動が可能で、70~200mmズーム付きのタテ位置グリップ付きカメラのタテ位置グリップが接触しないよう設計されている。
台座正面には、大口径レンズが台座に干渉しない雲台形状を実現。VLOGCAM ZV-E10のような背が低いボディ使用時の悩みを解決する構造を実現している。
三脚へのカメラ着脱はクイックシューシステムの雲台が一般的だが、あえてネジ止め式に戻している。I型はクイックシュー式を採用していた。