中国で人気の三脚メーカー｢TERIS｣は、Inter BEE 2024に単独ブース出展。三脚やミニジブの新製品を展示した。

来場者の注目を集めていたのは、三脚新製品の｢TS-H12｣や｢TS-H14｣の展示だ。TS-H12は耐荷重12kgでボール径は75mm、重量は6.1kg。耐荷重12kgのクラスで、この軽さやコンパクトな外観は魅力的だ。

TERIS：三脚とジブの新製品を展示[Inter BEE 2024展示レポート]説明写真

カウンターバランスウェイトのダイヤルは少し珍しいデザイン。0から9までの設定が可能で、幅広いカメラに対応できる。パン/チルトのドラッグ調整が0から5段階で設定可能。価格は税込27万円前後となる見込み。

TERIS：三脚とジブの新製品を展示[Inter BEE 2024展示レポート]説明写真
TERIS：三脚とジブの新製品を展示[Inter BEE 2024展示レポート]説明写真
三脚のレバーはクイックロック式を採用している

カーボンファイバーのミニジブ｢JQ50-III｣にも注目が集まっていた。先代モデル｢JQ50-II｣の改良版で、デザインは大きく変わっている。揺れを最小限に抑えてくれる二重のケーブルが備わっている。

JQ50-III全体の様子
TERIS：三脚とジブの新製品を展示[Inter BEE 2024展示レポート]説明写真
JQ50-IIIをローアングルから見上げたところ。揺れを最小限に抑えてくれる二重のケーブルに注目