2月27日10時の開場と同時に記録が開始された

パナソニックは、CP+2025同社ブースにおいて、CP+開催期間中の79時間にわたる継続記録にGH7で挑戦する「79時間耐久Rec」を実施中だ。これは、昨年失敗に終わった企画へのリベンジである。今年も2月27日10時の開場と同時にRecボタンが押された。

この展示は非常に興味深い。ビットレートは4K60Pである。SSD等の外部メディアではなく、内蔵のメモリーカードに記録しながら、同時にライブ配信とHDMI出力を行っている。カプラー給電により電力を供給しているが、熱的にはかなり厳しい状況であると考えられる。

パナソニック:「79時間耐久Rec」再挑戦。昨年失敗のリベンジ[CP+2025展示レポート]説明写真
「79時間耐久Rec」のコーナー。今年は応援メッセージが書き込める
パナソニック:「79時間耐久Rec」再挑戦。昨年失敗のリベンジ[CP+2025展示レポート]説明写真
今年はカメラがより高い場所に設置されている
パナソニック:「79時間耐久Rec」再挑戦。昨年失敗のリベンジ[CP+2025展示レポート]説明写真
ランニングタイム表示盤でRecスタートからの時間がわかるようになっている

記録自体もループ記録設定で行われており、この設定もまた非常に困難な要素となる。メモリ内に不要なデータが蓄積されていくため、エラーが発生する可能性も否定できない。

果たして、GH7は79時間の記録を達成できるのか。その成否は非常に興味深い。